【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期の秩父本線 (羽生駅～石原駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -29.6％( -7.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(１年前(2024年)に比べて +25.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.7年(昨年 24.5年から +41.3 ％増)。平均専有面積は 58.0 ㎡ (昨年 66.7 ㎡から -13.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(熊谷駅)は -35.8 ％(単価 -10.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(熊谷駅)は -35.8 ％(単価 -10.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 63.6 ％ → 2025年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 24.5 年 → 2025年 34.7 年、+41.3 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.8 分 → 2025年 12.2 分、+55.9 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 9.1 ％ → 2025年 33.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった熊谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -35.8％( -10.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(１年前(2024年)に比べて +40.0％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった熊谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -35.8％( -10.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(１年前(2024年)に比べて +40.0％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 秩父本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 羽生駅 | - | - | 25.2万/㎡ (17.3年/67.5㎡) |
| 行田市駅 | - | - | - |
| 熊谷駅 | 19.3万/㎡ (33.6年/58.6㎡) | 30.0万/㎡ (22.0年/69.0㎡) | 23.3万/㎡ (29.1年/60.9㎡) |
| 上熊谷駅 | - | 8.1万/㎡ (50.3年/55.0㎡) | 12.6万/㎡ (33.8年/20.0㎡) |
| 石原駅 | 8.6万/㎡ (50.3年/50.0㎡) | - | 8.4万/㎡ (39.8年/65.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
熊谷駅 19.3 万/㎡(昨年同期比 -35.8 ％)
熊谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -35.8％( -10.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(１年前(2024年)に比べて +40.0％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.6年(昨年 22.0年から +52.8 ％増)。平均専有面積は 58.6 ㎡ (昨年 69.0 ㎡から -15.1 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 70.0 ％ → 2025年 35.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 22.0 年 → 2025年 33.6 年、+52.8 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 8.7 分 → 2025年 12.4 分、+42.4 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 30.0 ％ → 2025年 15.4 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示