【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の東武越生線 (坂戸駅～越生駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -8.0％( -1.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 13 件(１年前(2024年)に比べて -71.7％( -33件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.2年(昨年 28.3年から +6.5 ％増)。平均専有面積は 64.6 ㎡ (昨年 62.4 ㎡から +3.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。坂戸駅、東毛呂駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは東毛呂駅で昨年に比べ -14.3 ％、単価は 10.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(坂戸駅)は -10.1 ％(単価 -2.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(東毛呂駅)は -14.3 ％(単価 -1.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 7.5 分 → 2025年 6.2 分、-17.2 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.3 ％ → 2025年 30.8 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 80.4 ％ → 2025年 92.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった坂戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -10.1％( -2.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2024年)に比べて -70.7％( -29件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東毛呂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -14.3％( -1.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 東武越生線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 坂戸駅 | 21.7万/㎡ (29.9年/65.0㎡) | 24.2万/㎡ (27.7年/63.2㎡) | 24.3万/㎡ (28.4年/61.3㎡) |
| 武州長瀬駅 | - | - | - |
| 東毛呂駅 | 10.0万/㎡ (34.0年/60.0㎡) | 11.7万/㎡ (33.0年/62.5㎡) | 6.8万/㎡ (32.8年/75.0㎡) |
| 武州唐沢駅 | - | 9.0万/㎡ (33.4年/51.7㎡) | - |
| 越生駅 | - | - | 10.3万/㎡ (31.3年/90.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
坂戸駅 21.7 万/㎡(昨年同期比 -10.1 ％)
坂戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -10.1％( -2.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2024年)に比べて -70.7％( -29件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.9年(昨年 27.7年から +7.7 ％増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 63.2 ㎡から +2.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 7.5 分 → 2025年 6.2 分、-16.3 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 31.7 ％ → 2025年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 78.0 ％ → 2025年 91.7 ％)
東毛呂駅 10.0 万/㎡(昨年同期比 -14.3 ％)
東毛呂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -14.3％( -1.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.0年(昨年 33.0年から +3.0 ％増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から -4.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 7.0 分 → 2025年 6.0 分、-14.3 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示