【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期のJR両毛線 (山前駅~小山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +36.0%( +5.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2024年)に比べて +54.5%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 28.7年から -15.4 %減)。平均専有面積は 62.6 ㎡ (昨年 62.7 ㎡から -0.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。小山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小山駅で昨年に比べ +56.7 %、単価は 30.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(小山駅)は +56.7 %(単価 +11.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(足利駅)は -49.4 %(単価 -4.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 28.7 年 → 2025年 24.3 年、-15.4 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 55.6 % → 2025年 46.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 12.1 分 → 2025年 13.4 分、+10.6 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 18.2 % → 2025年 12.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +56.7%( +11.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2024年)に比べて +57.1%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった足利駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -49.4%( -4.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR両毛線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 山前駅 | 3.1万/㎡ (42.0年/48.8㎡) | - | 3.5万/㎡ (0年/20.0㎡) |
| 足利駅 | 4.7万/㎡ (37.0年/95.0㎡) | 9.4万/㎡ (31.0年/62.5㎡) | 16.0万/㎡ (0年/55.0㎡) |
| 佐野駅 | 12.0万/㎡ (24.0年/65.0㎡) | - | 11.9万/㎡ (30.0年/75.0㎡) |
| 栃木駅 | - | - | 30.9万/㎡ (9.5年/77.5㎡) |
| 小山駅 | 30.7万/㎡ (19.9年/64.5㎡) | 19.6万/㎡ (28.0年/62.9㎡) | 17.7万/㎡ (25.0年/66.9㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
小山駅 30.7 万/㎡(昨年同期比 +56.7 %)
小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +56.7%( +11.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2024年)に比べて +57.1%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.9年(昨年 28.0年から -28.9 %減)。平均専有面積は 64.5 ㎡ (昨年 62.9 ㎡から +2.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 28.0 年 → 2025年 19.9 年、-28.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 9.6 分 → 2025年 13.9 分、+45.2 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 14.3 % → 2025年 10.0 %)
足利駅 4.7 万/㎡(昨年同期比 -49.4 %)
足利駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -49.4%( -4.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.0年(昨年 31.0年から +19.3 %増)。平均専有面積は 95.0 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +52.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 31.0 年 → 2025年 37.0 年、+19.3 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 16.5 分 → 2025年 24.0 分、+45.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示