【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜12月期のJR奥羽本線 (米沢駅～羽前千歳駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +0.9％( +0.2万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 49 件(１年前(2023年)に比べて -32.9％( -24件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.1年(昨年 23.0年から +9.1 ％増)。平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 69.8 ㎡から -4.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。米沢駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは米沢駅で昨年に比べ +53.1 ％、単価は 35.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(米沢駅)は +53.1 ％(単価 +12.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(北山形駅)は -1.4 ％(単価 -0.3 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 16.8 分 → 2024年 19.1 分、+13.4 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 58.1 ％ → 2024年 65.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった米沢駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +53.1％( +12.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -71.4％( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北山形駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -1.4％( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +66.7％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR奥羽本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 米沢駅 | 35.0万/㎡ (19.5年/80.0㎡) | 22.9万/㎡ (18.0年/77.1㎡) | 22.6万/㎡ (16.8年/73.8㎡) |
| かみのやま温泉駅 | - | 15.6万/㎡ (24.3年/72.5㎡) | - |
| 蔵王駅 | 11.3万/㎡ (44.8年/75.0㎡) | - | - |
| 山形駅 | 24.0万/㎡ (24.6年/66.8㎡) | 24.2万/㎡ (23.7年/68.8㎡) | 24.0万/㎡ (20.1年/69.5㎡) |
| 北山形駅 | 22.1万/㎡ (26.0年/59.0㎡) | 22.4万/㎡ (28.4年/71.7㎡) | 23.9万/㎡ (24.1年/70.5㎡) |
| 羽前千歳駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
米沢駅 35.0 万/㎡(昨年同期比 +53.1 ％)
米沢駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +53.1％( +12.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -71.4％( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.5年(昨年 18.0年から +8.6 ％増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 77.1 ㎡から +3.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 21.2 分 → 2024年 24.0 分、+13.4 ％と増加)
北山形駅 22.1 万/㎡(昨年同期比 -1.4 ％)
北山形駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -1.4％( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +66.7％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 28.4年から -8.6 ％減)。平均専有面積は 59.0 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から -17.7 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 17.7 分 → 2024年 20.6 分、+16.6 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示