物件種別
対象路線
調査期間
中古マンション
2025年第3四半期
2025年7月9月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

中古マンション相場の概況

2025年7月〜9月期の札幌市南北線 (麻生駅真駒内駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +15.7%( +3.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 232 件(1年前(2024年)に比べて -4.1%( -10件/㎡)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 33.5年(昨年 33.6年から -0.4 %減)。平均専有面積は 69.2 ㎡ (昨年 66.2 ㎡から +4.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。さっぽろ駅幌平橋駅平岸駅真駒内駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはさっぽろ駅で昨年に比べ +51.3 %、単価は 83.6 万円/㎡となった。

上位 2 駅(さっぽろ駅平岸駅)は +46.0 %(単価 +18.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(中島公園駅北12条駅)は -37.9 %(単価 -12.9 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.7 % → 2025年 5.6 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 47.3 % → 2025年 33.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 38.6 % → 2025年 44.6 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 25.9 % → 2025年 21.3 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となったさっぽろ駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は83.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +51.3%( +28.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2024年)に比べて +26.7%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった自衛隊前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -23.2%( -3.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。

札幌市南北線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
札幌市南北線現状(2025)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
麻生駅27.0万/㎡
(32.2年/72.5㎡)
25.4万/㎡
(32.1年/69.4㎡)
18.9万/㎡
(36.4年/66.7㎡)
北34条駅16.7万/㎡
(38.2年/71.8㎡)
19.1万/㎡
(36.9年/58.3㎡)
21.6万/㎡
(32.8年/70.0㎡)
北24条駅21.3万/㎡
(38.2年/70.9㎡)
23.7万/㎡
(35.6年/60.3㎡)
24.6万/㎡
(33.7年/45.8㎡)
北18条駅21.8万/㎡
(39.5年/52.5㎡)
25.0万/㎡
(31.0年/58.5㎡)
21.8万/㎡
(35.2年/60.7㎡)
北12条駅25.4万/㎡
(42.4年/30.0㎡)
38.6万/㎡
(30.9年/62.5㎡)
28.4万/㎡
(34.3年/30.0㎡)
さっぽろ駅83.6万/㎡
(12.7年/70.3㎡)
55.2万/㎡
(20.3年/69.3㎡)
46.3万/㎡
(23.3年/82.3㎡)
大通駅75.4万/㎡
(17.8年/67.2㎡)
65.2万/㎡
(21.5年/58.8㎡)
85.3万/㎡
(6.5年/82.0㎡)
すすきの駅29.3万/㎡
(36.0年/56.5㎡)
26.9万/㎡
(41.0年/60.0㎡)
41.6万/㎡
(29.5年/61.0㎡)
中島公園駅17.8万/㎡
(43.5年/58.9㎡)
30.5万/㎡
(33.7年/55.4㎡)
17.1万/㎡
(41.8年/48.3㎡)
幌平橋駅27.8万/㎡
(31.3年/68.3㎡)
21.0万/㎡
(36.5年/63.7㎡)
31.8万/㎡
(27.8年/77.3㎡)
中の島駅13.3万/㎡
(44.3年/59.3㎡)
18.0万/㎡
(37.0年/65.7㎡)
14.7万/㎡
(40.5年/68.6㎡)
平岸駅29.2万/㎡
(32.2年/79.0㎡)
20.7万/㎡
(37.3年/73.9㎡)
29.9万/㎡
(26.7年/72.4㎡)
南平岸駅22.3万/㎡
(32.0年/65.0㎡)
23.0万/㎡
(30.5年/72.5㎡)
18.3万/㎡
(34.2年/63.6㎡)
澄川駅18.2万/㎡
(37.1年/65.8㎡)
20.7万/㎡
(32.1年/70.5㎡)
21.1万/㎡
(32.4年/73.0㎡)
自衛隊前駅10.0万/㎡
(37.5年/70.0㎡)
13.0万/㎡
(41.9年/70.0㎡)
-
真駒内駅16.6万/㎡
(34.1年/88.2㎡)
13.5万/㎡
(36.0年/77.3㎡)
10.7万/㎡
(37.0年/78.7㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

さっぽろ駅83.6 万/㎡(昨年同期比 +51.3 %)

さっぽろ駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は83.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +51.3%( +28.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2024年)に比べて +26.7%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.7年(昨年 20.3年から -37.4 %減)。平均専有面積は 70.3 ㎡ (昨年 69.3 ㎡から +1.3 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2024年 20.3 年 → 2025年 12.7 年、-37.4 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 6.2 分 → 2025年 4.7 分、-23.6 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.7 % → 2025年 47.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.7 % → 2025年 42.1 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 26.7 % → 2025年 10.5 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 % → 2025年 5.3 %)

平岸駅29.2 万/㎡(昨年同期比 +40.6 %)

平岸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +40.6%( +8.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 26 件(1年前(2024年)に比べて +188.9%( +17件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 32.2年(昨年 37.3年から -13.6 %減)。平均専有面積は 79.0 ㎡ (昨年 73.9 ㎡から +7.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2024年 37.3 年 → 2025年 32.2 年、-13.6 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 55.6 % → 2025年 34.6 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 3.1 分 → 2025年 5.1 分、+64.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 42.3 %)

中島公園駅17.8 万/㎡(昨年同期比 -41.7 %)

中島公園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -41.7%( -12.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -14件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 43.5年(昨年 33.7年から +28.8 %増)。平均専有面積は 58.9 ㎡ (昨年 55.4 ㎡から +6.5 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.6 % → 2025年 35.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2024年 33.7 年 → 2025年 43.5 年、+28.8 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 4.0 分 → 2025年 6.3 分、+57.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 53.6 % → 2025年 78.6 %)

北12条駅25.4 万/㎡(昨年同期比 -34.0 %)

北12条駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -34.0%( -13.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 42.4年(昨年 30.9年から +37.3 %増)。平均専有面積は 30.0 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から -52.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 2.7 分 → 2025年 2.0 分、-25.0 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 66.7 % → 2025年 83.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2024年 30.9 年 → 2025年 42.4 年、+37.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 83.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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