【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年10月〜12月期のJR境線 (米子駅～境港駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +9.3％( +1.7万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて +22.2％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.9年(昨年 26.9年から -15.1 ％減)。平均専有面積は 71.8 ㎡ (昨年 66.1 ㎡から +8.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。米子駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは米子駅で昨年に比べ -5.8 ％、単価は 17.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(後藤駅)は +4.4 ％(単価 +0.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(米子駅)は -5.8 ％(単価 -1.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 26.9 年 → 2024年 22.9 年、-15.1 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 42.9 ％ → 2024年 9.1 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.7 分 → 2024年 20.9 分、+25.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 36.4 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +4.4％( +0.8万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -40.0％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -5.8％( -1.1万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR境線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 米子駅 | 17.4万/㎡ (26.3年/63.3㎡) | 18.5万/㎡ (30.3年/60.0㎡) | 17.8万/㎡ (19.8年/75.0㎡) |
| 博労町駅 | - | - | - |
| 富士見町駅 | 30.4万/㎡ (11.8年/80.0㎡) | - | - |
| 後藤駅 | 19.6万/㎡ (23.4年/83.3㎡) | 18.8万/㎡ (25.6年/71.0㎡) | 23.3万/㎡ (15.8年/77.5㎡) |
| 三本松口駅 | - | - | 26.7万/㎡ (15.8年/75.0㎡) |
| 境港駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
後藤駅 19.6 万/㎡(昨年同期比 +4.4 ％)
後藤駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +4.4％( +0.8万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -40.0％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.4年(昨年 25.6年から -8.3 ％減)。平均専有面積は 83.3 ㎡ (昨年 71.0 ㎡から +17.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 8.6 分 → 2024年 6.3 分、-26.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 ％ → 2024年 66.7 ％)
米子駅 17.4 万/㎡(昨年同期比 -5.8 ％)
米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -5.8％( -1.1万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.3年(昨年 30.3年から -13.2 ％減)。平均専有面積は 63.3 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +5.6 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 30.3 年 → 2024年 26.3 年、-13.2 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 16.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示