
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の青い森鉄道線 (八戸駅~青森駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -7.5%( -1.5万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -68.4%( -13件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.5年(昨年 28.9年から -1.5 %減)。平均専有面積は 63.3 ㎡ (昨年 63.4 ㎡から -0.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。青森駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは筒井駅で昨年に比べ -38.7 %、単価は 14.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(青森駅)は -4.1 %(単価 -0.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(筒井駅)は -38.7 %(単価 -8.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 72.2 % → 2025年 66.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった青森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -4.1%( -0.9万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -70.6%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった筒井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -38.7%( -8.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
青い森鉄道線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
八戸駅 | - | - | - |
浅虫温泉駅 | - | - | - |
矢田前駅 | - | - | - |
小柳駅 | - | - | 19.6万/㎡ (27.3年/70.0㎡) |
東青森駅 | - | 12.8万/㎡ (33.5年/75.0㎡) | - |
筒井駅 | 14.0万/㎡ (33.0年/50.0㎡) | 22.9万/㎡ (21.0年/70.0㎡) | 18.6万/㎡ (29.8年/75.0㎡) |
青森駅 | 20.0万/㎡ (27.6年/66.0㎡) | 20.9万/㎡ (29.1年/62.4㎡) | 22.0万/㎡ (26.8年/62.9㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
青森駅 20.0 万/㎡(昨年同期比 -4.1 %)
青森駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -4.1%( -0.9万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -70.6%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.6年(昨年 29.1年から -5.2 %減)。平均専有面積は 66.0 ㎡ (昨年 62.4 ㎡から +5.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 19.4 分 → 2025年 17.4 分、-10.1 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 68.8 % → 2025年 60.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 18.8 % → 2025年 20.0 %)
筒井駅 14.0 万/㎡(昨年同期比 -38.7 %)
筒井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -38.7%( -8.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 33.0年(昨年 21.0年から +57.1 %増)。平均専有面積は 50.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -28.6 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 21.0 年 → 2025年 33.0 年、+57.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 18.0 分 → 2025年 25.0 分、+38.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示