【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期のJR長崎本線 (東諫早駅～長崎駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +11.1％( +3.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2024年)に比べて -85.1％( -80件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 21.5年から +16.4 ％増)。平均専有面積は 62.1 ㎡ (昨年 71.8 ㎡から -13.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。浦上駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは浦上駅で昨年に比べ +39.0 ％、単価は 47.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(浦上駅)は +39.0 ％(単価 +13.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(現川駅)は -42.0 ％(単価 -9.4 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 21.5 年 → 2025年 25.0 年、+16.4 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 83.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった浦上駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は47.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +39.0％( +13.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった現川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -42.0％( -9.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR長崎本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東諫早駅 | - | 13.9万/㎡ (25.0年/82.0㎡) | - |
| 諫早駅 | - | 21.8万/㎡ (21.7年/90.0㎡) | 31.8万/㎡ (17.1年/90.0㎡) |
| 西諫早駅 | - | 6.7万/㎡ (46.3年/75.0㎡) | 9.2万/㎡ (46.0年/75.0㎡) |
| 喜々津駅 | - | 38.0万/㎡ (4.2年/79.0㎡) | 44.3万/㎡ (5.3年/70.0㎡) |
| 肥前古賀駅 | - | 32.9万/㎡ (5.8年/70.0㎡) | 30.2万/㎡ (12.5年/75.0㎡) |
| 現川駅 | 12.9万/㎡ (23.0年/85.0㎡) | 22.3万/㎡ (25.8年/80.0㎡) | 24.8万/㎡ (21.4年/75.0㎡) |
| 浦上駅 | 47.0万/㎡ (11.0年/73.3㎡) | 33.8万/㎡ (20.1年/77.1㎡) | 34.4万/㎡ (27.2年/65.9㎡) |
| 長崎駅 | 37.5万/㎡ (29.0年/56.5㎡) | 37.2万/㎡ (22.9年/67.6㎡) | 31.5万/㎡ (24.4年/70.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
浦上駅 47.0 万/㎡(昨年同期比 +39.0 ％)
浦上駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は47.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +39.0％( +13.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 11.0年(昨年 20.1年から -45.3 ％減)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 77.1 ㎡から -4.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 20.1 年 → 2025年 11.0 年、-45.3 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 19.5 分 → 2025年 10.7 分、-45.3 ％と大きく減少)
現川駅 12.9 万/㎡(昨年同期比 -42.0 ％)
現川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -42.0％( -9.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 25.8年から -10.7 ％減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から +6.2 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 25.8 年 → 2025年 23.0 年、-10.7 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示