【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜12月期のJR大村線 (早岐駅~諫早駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -22.2%( -6.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて -18.8%( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 20.7年(昨年 14.6年から +41.6 %増)。平均専有面積は 83.5 ㎡ (昨年 89.1 ㎡から -6.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。大村駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは諫早駅で昨年に比べ -31.6 %、単価は 21.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(大村駅)は -2.8 %(単価 -0.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(諫早駅)は -31.6 %(単価 -10.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 13.0 分 → 2024年 9.2 分、-29.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.2 % → 2024年 46.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 14.6 年 → 2024年 20.7 年、+41.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 36.4 % → 2024年 58.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大村駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -2.8%( -0.8万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -25.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -31.6%( -10.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -44.4%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR大村線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 早岐駅 | 23.1万/㎡ (24.3年/76.2㎡) | 32.0万/㎡ (16.3年/75.0㎡) | 28.1万/㎡ (0年/75.0㎡) |
| ハウステンボス駅 | 22.7万/㎡ (27.3年/75.0㎡) | 26.8万/㎡ (0年/115㎡) | - |
| 南風崎駅 | - | - | - |
| 大村駅 | 29.3万/㎡ (12.3年/85.0㎡) | 30.1万/㎡ (10.5年/77.5㎡) | - |
| 諫早駅 | 21.8万/㎡ (21.7年/90.0㎡) | 31.8万/㎡ (17.1年/90.0㎡) | 28.2万/㎡ (22.6年/75.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
大村駅 29.3 万/㎡(昨年同期比 -2.8 %)
大村駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -2.8%( -0.8万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -25.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.3年(昨年 10.5年から +17.5 %増)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から +9.7 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 10.5 年 → 2024年 12.3 年、+17.5 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 33.3 %)
諫早駅 21.8 万/㎡(昨年同期比 -31.6 %)
諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -31.6%( -10.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -44.4%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.7年(昨年 17.1年から +27.3 %増)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 10.6 分 → 2024年 5.6 分、-46.9 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 11.1 % → 2024年 60.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 17.1 年 → 2024年 21.7 年、+27.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示