【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年10月〜12月期の関東鉄道常総線 (取手駅～下館駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +14.5％( +3.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 21 件(１年前(2023年)に比べて -36.4％( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 25.0年から -1.7 ％減)。平均専有面積は 73.6 ㎡ (昨年 74.1 ㎡から -0.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。守谷駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは守谷駅で昨年に比べ +12.1 ％、単価は 51.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(守谷駅)は +12.1 ％(単価 +5.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(戸頭駅)は -45.6 ％(単価 -2.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.1 ％ → 2024年 10.5 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 42.4 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 15.2 ％ → 2024年 19.0 ％)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 6.1 ％ → 2024年 5.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった守谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は51.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +12.1％( +5.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて -27.3％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった戸頭駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は3.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -45.6％( -2.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 関東鉄道常総線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 取手駅 | 17.0万/㎡ (31.6年/68.8㎡) | 17.2万/㎡ (33.1年/65.7㎡) | 19.2万/㎡ (28.1年/67.1㎡) |
| 西取手駅 | - | - | - |
| 寺原駅 | - | 9.0万/㎡ (32.8年/100㎡) | - |
| 新取手駅 | - | - | - |
| ゆめみ野駅 | - | 19.7万/㎡ (27.8年/70.0㎡) | 12.9万/㎡ (26.8年/75.0㎡) |
| 稲戸井駅 | - | - | - |
| 戸頭駅 | 3.3万/㎡ (49.8年/60.0㎡) | 6.1万/㎡ (35.1年/70.0㎡) | 7.3万/㎡ (46.8年/60.0㎡) |
| 南守谷駅 | - | - | - |
| 守谷駅 | 51.6万/㎡ (10.9年/82.5㎡) | 46.0万/㎡ (9.8年/85.5㎡) | 46.4万/㎡ (8.9年/84.0㎡) |
| 新守谷駅 | - | - | - |
| 小絹駅 | - | - | 9.7万/㎡ (22.3年/92.5㎡) |
| 下館駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
守谷駅 51.6 万/㎡(昨年同期比 +12.1 ％)
守谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は51.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +12.1％( +5.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて -27.3％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.9年(昨年 9.8年から +11.6 ％増)。平均専有面積は 82.5 ㎡ (昨年 85.5 ㎡から -3.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 9.1 ％ → 2024年 14.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 9.8 年 → 2024年 10.9 年、+11.6 ％と増加)
戸頭駅 3.3 万/㎡(昨年同期比 -45.6 ％)
戸頭駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は3.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -45.6％( -2.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 49.8年(昨年 35.1年から +41.8 ％増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -14.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 12.3 分 → 2024年 6.0 分、-51.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 35.1 年 → 2024年 49.8 年、+41.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示