
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期のJR信越本線 (高崎駅~安中駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -19.2%( -6.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 25 件(1年前(2024年)に比べて -68.4%( -54件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 24.7年から +7.4 %増)。平均専有面積は 69.8 ㎡ (昨年 66.3 ㎡から +5.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。高崎駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは北高崎駅で昨年に比べ -28.7 %、単価は 14.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(高崎駅)は -13.3 %(単価 -4.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(北高崎駅)は -28.7 %(単価 -5.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.8 % → 2025年 8.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.6 % → 2025年 12.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 49.4 % → 2025年 52.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -13.3%( -4.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 20 件(1年前(2024年)に比べて -71.8%( -51件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -28.7%( -5.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -37.5%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR信越本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
高崎駅 | 31.6万/㎡ (25.4年/71.0㎡) | 36.4万/㎡ (23.6年/66.8㎡) | 35.8万/㎡ (21.3年/69.7㎡) |
北高崎駅 | 14.0万/㎡ (30.8年/65.0㎡) | 19.7万/㎡ (34.2年/61.2㎡) | 18.1万/㎡ (30.5年/56.4㎡) |
群馬八幡駅 | - | - | 5.5万/㎡ (32.0年/17.5㎡) |
安中駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
高崎駅 31.6 万/㎡(昨年同期比 -13.3 %)
高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -13.3%( -4.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 20 件(1年前(2024年)に比べて -71.8%( -51件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.4年(昨年 23.6年から +7.7 %増)。平均専有面積は 71.0 ㎡ (昨年 66.8 ㎡から +6.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 13.0 分 → 2025年 11.1 分、-14.7 %と減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.2 % → 2025年 10.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 18.3 % → 2025年 20.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.6 % → 2025年 10.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 47.9 % → 2025年 50.0 %)
北高崎駅 14.0 万/㎡(昨年同期比 -28.7 %)
北高崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -28.7%( -5.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -37.5%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.8年(昨年 34.2年から -9.8 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 61.2 ㎡から +6.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 20.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 14.0 分 → 2025年 17.6 分、+25.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示