
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期のJR篠栗線 (篠栗駅~吉塚駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -3.9%( -1.3万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 33 件(1年前(2024年)に比べて -26.7%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.3年(昨年 24.3年から +16.3 %増)。平均専有面積は 65.3 ㎡ (昨年 66.0 ㎡から -1.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。門松駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは門松駅で昨年に比べ +30.8 %、単価は 26.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(門松駅)は +30.8 %(単価 +6.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(篠栗駅)は -25.4 %(単価 -5.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 % → 2025年 12.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 24.3 年 → 2025年 28.3 年、+16.3 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 51.1 % → 2025年 63.6 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 8.9 % → 2025年 12.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった吉塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +2.9%( +1.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2024年)に比べて -30.4%( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった篠栗駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -25.4%( -5.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR篠栗線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
篠栗駅 | 16.8万/㎡ (25.0年/82.5㎡) | 22.5万/㎡ (29.0年/80.0㎡) | 21.3万/㎡ (27.0年/75.0㎡) |
門松駅 | 26.2万/㎡ (32.0年/65.0㎡) | 20.0万/㎡ (31.0年/55.0㎡) | 12.6万/㎡ (24.0年/95.0㎡) |
長者原駅 | - | 37.3万/㎡ (12.0年/77.5㎡) | 30.1万/㎡ (23.0年/92.5㎡) |
原町駅 | - | 20.0万/㎡ (29.0年/75.0㎡) | 40.0万/㎡ (22.0年/95.0㎡) |
柚須駅 | 23.2万/㎡ (33.5年/70.4㎡) | 23.4万/㎡ (29.3年/63.9㎡) | 23.9万/㎡ (28.9年/69.4㎡) |
吉塚駅 | 40.9万/㎡ (24.0年/58.8㎡) | 39.8万/㎡ (22.5年/64.3㎡) | 33.4万/㎡ (25.0年/51.6㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
門松駅 26.2 万/㎡(昨年同期比 +30.8 %)
門松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +30.8%( +6.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 32.0年(昨年 31.0年から +3.2 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +18.2 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
篠栗駅 16.8 万/㎡(昨年同期比 -25.4 %)
篠栗駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -25.4%( -5.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 29.0年から -13.8 %減)。平均専有面積は 82.5 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から +3.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 29.0 年 → 2025年 25.0 年、-13.8 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 5.0 分 → 2025年 16.5 分、+230.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示