【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期の東京メトロ千代田線 (北綾瀬駅~代々木上原駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は139万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +24.5%( +27.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 352 件(1年前(2024年)に比べて +15.4%( +47件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 24.9年(昨年 22.4年から +10.8 %増)。平均専有面積は 54.6 ㎡ (昨年 54.3 ㎡から +0.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が減少。
値上がりした駅数は 12 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全体的に上昇基調。大手町駅、表参道駅、明治神宮前駅、代々木公園駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは表参道駅で昨年に比べ +37.5 %、単価は 257 万円/㎡となった。
上位 2 駅(表参道駅、代々木公園駅)は +35.3 %(単価 +59.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(西日暮里駅、新御茶ノ水駅)は -6.1 %(単価 -8.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.6 % → 2025年 7.7 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 8.5 % → 2025年 11.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 22.4 年 → 2025年 24.9 年、+10.8 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.2 % → 2025年 22.2 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 7.0 % → 2025年 3.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった表参道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は257万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +37.5%( +69.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 32 件(1年前(2024年)に比べて +6.7%( +2件/㎡)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北綾瀬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は55.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +13.6%( +6.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 35 件(1年前(2024年)に比べて -22.2%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 東京メトロ千代田線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 北綾瀬駅 | 55.9万/㎡ (29.4年/47.1㎡) | 49.2万/㎡ (25.2年/57.8㎡) | 44.3万/㎡ (27.6年/58.0㎡) |
| 綾瀬駅 | 82.5万/㎡ (19.6年/44.7㎡) | 83.5万/㎡ (16.3年/42.7㎡) | 75.5万/㎡ (16.6年/51.3㎡) |
| 北千住駅 | 93.3万/㎡ (21.5年/49.3㎡) | 84.0万/㎡ (16.6年/55.0㎡) | 76.0万/㎡ (18.7年/53.1㎡) |
| 町屋駅 | 71.5万/㎡ (25.2年/64.1㎡) | 61.7万/㎡ (25.0年/54.8㎡) | 64.1万/㎡ (26.3年/50.0㎡) |
| 西日暮里駅 | 104万/㎡ (22.6年/46.1㎡) | 113万/㎡ (14.0年/53.2㎡) | 83.6万/㎡ (15.3年/53.0㎡) |
| 千駄木駅 | 104万/㎡ (37.3年/58.3㎡) | 94.0万/㎡ (32.4年/42.5㎡) | 100万/㎡ (28.1年/38.0㎡) |
| 根津駅 | 137万/㎡ (26.9年/61.2㎡) | 130万/㎡ (17.1年/56.7㎡) | 117万/㎡ (28.0年/45.5㎡) |
| 湯島駅 | 150万/㎡ (22.1年/44.5㎡) | 141万/㎡ (22.6年/47.8㎡) | 125万/㎡ (19.3年/52.2㎡) |
| 新御茶ノ水駅 | 158万/㎡ (16.8年/32.5㎡) | 165万/㎡ (31.9年/34.2㎡) | 313万/㎡ (12.1年/83.0㎡) |
| 大手町駅 | 220万/㎡ (8.3年/41.4㎡) | 176万/㎡ (10.3年/33.3㎡) | 148万/㎡ (9.3年/50.0㎡) |
| 日比谷駅 | 571万/㎡ (6.3年/105㎡) | - | 95.4万/㎡ (25.3年/65.0㎡) |
| 赤坂駅 | 239万/㎡ (26.5年/47.7㎡) | 212万/㎡ (23.5年/52.3㎡) | 178万/㎡ (20.5年/46.0㎡) |
| 乃木坂駅 | 175万/㎡ (38.3年/52.5㎡) | 177万/㎡ (23.6年/50.7㎡) | 127万/㎡ (34.1年/50.0㎡) |
| 表参道駅 | 257万/㎡ (29.1年/84.2㎡) | 187万/㎡ (25.2年/69.2㎡) | 168万/㎡ (29.6年/67.8㎡) |
| 明治神宮前駅 | 188万/㎡ (37.5年/63.8㎡) | 146万/㎡ (44.6年/60.0㎡) | 95.6万/㎡ (23.8年/61.2㎡) |
| 代々木公園駅 | 201万/㎡ (22.9年/51.8㎡) | 151万/㎡ (26.0年/55.0㎡) | 132万/㎡ (21.5年/43.0㎡) |
| 代々木上原駅 | 202万/㎡ (14.5年/57.5㎡) | 170万/㎡ (22.5年/63.4㎡) | 160万/㎡ (22.4年/81.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
表参道駅 256.6 万/㎡(昨年同期比 +37.5 %)
表参道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は257万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +37.5%( +69.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 32 件(1年前(2024年)に比べて +6.7%( +2件/㎡)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 29.1年(昨年 25.2年から +15.1 %増)。平均専有面積は 84.2 ㎡ (昨年 69.2 ㎡から +21.8 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 23.3 % → 2025年 18.8 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 25.2 年 → 2025年 29.1 年、+15.1 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 26.7 % → 2025年 15.6 %)
代々木公園駅 200.7 万/㎡(昨年同期比 +33.0 %)
代々木公園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は201万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +33.0%( +49.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2024年)に比べて +40.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.9年(昨年 26.0年から -11.8 %減)。平均専有面積は 51.8 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から -5.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 26.0 年 → 2025年 22.9 年、-11.8 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2024年 7.1 分 → 2025年 6.0 分、-15.5 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 42.9 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 40.0 % → 2025年 28.6 %)
西日暮里駅 104.0 万/㎡(昨年同期比 -7.7 %)
西日暮里駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は104万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -7.7%( -8.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 18 件(1年前(2024年)に比べて +28.6%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.6年(昨年 14.0年から +61.7 %増)。平均専有面積は 46.1 ㎡ (昨年 53.2 ㎡から -13.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.4 % → 2025年 41.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 14.0 年 → 2025年 22.6 年、+61.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.1 % → 2025年 22.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 14.3 % → 2025年 5.6 %)
新御茶ノ水駅 157.8 万/㎡(昨年同期比 -4.6 %)
新御茶ノ水駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は158万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -4.6%( -7.6万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.8年(昨年 31.9年から -47.5 %減)。平均専有面積は 32.5 ㎡ (昨年 34.2 ㎡から -4.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 31.9 年 → 2025年 16.8 年、-47.5 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.7 % → 2025年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 83.3 % → 2025年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示