【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜6月期の京王競馬場線 (東府中駅~府中競馬正門前駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は68.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +6.1%( +3.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 33 件(1年前(2024年)に比べて -17.5%( -7件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 22.5年(昨年 20.3年から +10.6 %増)。平均専有面積は 55.9 ㎡ (昨年 56.9 ㎡から -1.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。東府中駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東府中駅で昨年に比べ +6.4 %、単価は 68.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(東府中駅)は +6.4 %(単価 +4.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(東府中駅)は +6.4 %(単価 +4.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 12.8 % → 2025年 6.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 20.3 年 → 2025年 22.5 年、+10.6 %と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 7.3 分 → 2025年 8.3 分、+13.8 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.8 % → 2025年 43.8 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 12.8 % → 2025年 9.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東府中駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は68.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +6.4%( +4.1万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 32 件(1年前(2024年)に比べて -20.0%( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東府中駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は68.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +6.4%( +4.1万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 32 件(1年前(2024年)に比べて -20.0%( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 京王競馬場線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東府中駅 | 68.5万/㎡ (22.4年/55.6㎡) | 64.4万/㎡ (20.3年/56.9㎡) | 60.9万/㎡ (21.2年/53.2㎡) |
| 府中競馬正門前駅 | 61.5万/㎡ (23.3年/65.0㎡) | - | 72.7万/㎡ (25.5年/55.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
東府中駅 68.5 万/㎡(昨年同期比 +6.4 %)
東府中駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は68.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +6.4%( +4.1万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 32 件(1年前(2024年)に比べて -20.0%( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.4年(昨年 20.3年から +10.4 %増)。平均専有面積は 55.6 ㎡ (昨年 56.9 ㎡から -2.2 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 12.8 % → 2025年 6.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 20.3 年 → 2025年 22.4 年、+10.4 %と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 7.3 分 → 2025年 8.4 分、+16.2 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.8 % → 2025年 41.9 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 43.6 % → 2025年 40.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示