【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年10月〜12月期の京王井の頭線 (渋谷駅~吉祥寺駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は131万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +5.5%( +6.8万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 190 件(1年前(2024年)に比べて -12.4%( -27件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 28.0年(昨年 26.3年から +6.7 %増)。平均専有面積は 56.4 ㎡ (昨年 58.2 ㎡から -3.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 11 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全体的に上昇基調。駒場東大前駅、東松原駅、西永福駅、三鷹台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三鷹台駅で昨年に比べ +74.8 %、単価は 124 万円/㎡となった。
上位 2 駅(三鷹台駅、東松原駅)は +69.9 %(単価 +53.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(富士見ケ丘駅、渋谷駅)は -9.3 %(単価 -9.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.0 % → 2025年 7.3 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.7 % → 2025年 6.9 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.1 % → 2025年 29.6 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 34.9 % → 2025年 36.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった渋谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は200万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -2.9%( -6.1万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 37 件(1年前(2024年)に比べて -15.9%( -7件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった富士見ケ丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は68.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -15.6%( -12.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +25.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 京王井の頭線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 渋谷駅 | 200万/㎡ (27.9年/52.6㎡) | 206万/㎡ (25.1年/52.5㎡) | 159万/㎡ (28.2年/53.8㎡) |
| 神泉駅 | 147万/㎡ (34.4年/44.1㎡) | 141万/㎡ (29.1年/43.6㎡) | 123万/㎡ (26.0年/47.7㎡) |
| 駒場東大前駅 | 186万/㎡ (17.9年/64.2㎡) | 143万/㎡ (20.6年/68.0㎡) | 109万/㎡ (27.8年/46.0㎡) |
| 池ノ上駅 | 145万/㎡ (30.4年/56.7㎡) | 148万/㎡ (17.3年/77.5㎡) | 95.9万/㎡ (26.5年/48.8㎡) |
| 下北沢駅 | 145万/㎡ (16.2年/61.0㎡) | 147万/㎡ (21.9年/54.2㎡) | 74.0万/㎡ (47.5年/45.0㎡) |
| 新代田駅 | - | - | 120万/㎡ (12.8年/25.0㎡) |
| 東松原駅 | 138万/㎡ (4.8年/40.0㎡) | 83.3万/㎡ (29.8年/60.0㎡) | 37.5万/㎡ (43.8年/40.0㎡) |
| 明大前駅 | 94.7万/㎡ (39.8年/43.3㎡) | 87.3万/㎡ (37.6年/37.8㎡) | 101万/㎡ (28.9年/42.3㎡) |
| 永福町駅 | 109万/㎡ (22.6年/61.0㎡) | 93.4万/㎡ (30.8年/52.5㎡) | 87.7万/㎡ (22.1年/51.7㎡) |
| 西永福駅 | 128万/㎡ (18.1年/71.2㎡) | 97.7万/㎡ (24.1年/90.6㎡) | 108万/㎡ (14.0年/70.0㎡) |
| 浜田山駅 | 133万/㎡ (21.5年/79.2㎡) | 115万/㎡ (21.5年/69.7㎡) | 112万/㎡ (23.0年/85.6㎡) |
| 高井戸駅 | 99.5万/㎡ (27.2年/55.0㎡) | 95.7万/㎡ (22.8年/55.7㎡) | 92.7万/㎡ (25.8年/61.2㎡) |
| 富士見ケ丘駅 | 68.4万/㎡ (31.0年/50.0㎡) | 81.0万/㎡ (27.8年/50.0㎡) | 74.8万/㎡ (26.1年/68.3㎡) |
| 久我山駅 | 88.4万/㎡ (34.0年/54.1㎡) | 77.3万/㎡ (35.4年/70.4㎡) | 74.5万/㎡ (19.5年/63.8㎡) |
| 三鷹台駅 | 124万/㎡ (10.8年/70.0㎡) | 71.1万/㎡ (22.4年/72.9㎡) | 64.3万/㎡ (28.8年/70.0㎡) |
| 井の頭公園駅 | - | 73.3万/㎡ (21.8年/90.0㎡) | - |
| 吉祥寺駅 | 95.4万/㎡ (28.9年/59.6㎡) | 93.2万/㎡ (26.0年/60.5㎡) | 86.2万/㎡ (30.2年/56.9㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
三鷹台駅 124.3 万/㎡(昨年同期比 +74.8 %)
三鷹台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は124万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +74.8%( +53.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -85.7%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.8年(昨年 22.4年から -52.0 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 72.9 ㎡から -3.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 22.4 年 → 2025年 10.8 年、-52.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 15.7 分 → 2025年 12.0 分、-23.6 %と大きく減少)
東松原駅 137.5 万/㎡(昨年同期比 +65.0 %)
東松原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は138万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +65.0%( +54.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 4.8年(昨年 29.8年から -84.0 %減)。平均専有面積は 40.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -33.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 29.8 年 → 2025年 4.8 年、-84.0 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
富士見ケ丘駅 68.4 万/㎡(昨年同期比 -15.6 %)
富士見ケ丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は68.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -15.6%( -12.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +25.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 27.8年から +11.5 %増)。平均専有面積は 50.0 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 27.8 年 → 2025年 31.0 年、+11.5 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.2 分 → 2025年 9.0 分、+24.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 40.0 %)
渋谷駅 199.5 万/㎡(昨年同期比 -2.9 %)
渋谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は200万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -2.9%( -6.1万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 37 件(1年前(2024年)に比べて -15.9%( -7件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 27.9年(昨年 25.1年から +11.1 %増)。平均専有面積は 52.6 ㎡ (昨年 52.5 ㎡から +0.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 8.0 分 → 2025年 7.1 分、-11.1 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.4 % → 2025年 16.2 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.5 % → 2025年 8.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 25.1 年 → 2025年 27.9 年、+11.1 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 31.8 % → 2025年 36.1 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 27.3 % → 2025年 30.6 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示