
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年10月〜12月期の伊予鉄大手町線 (古町駅~西堀端駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -48.3%( -17.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 31.8年(昨年 18.0年から +76.4 %増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +23.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。古町駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは大手町駅で昨年に比べ -69.3 %、単価は 11.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(古町駅)は -4.5 %(単価 -1.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大手町駅)は -69.3 %(単価 -26.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 18.0 年 → 2024年 31.8 年、+76.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 2.8 分 → 2024年 3.6 分、+28.6 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 60.0 % → 2024年 40.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった古町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -4.5%( -1.4万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大手町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -69.3%( -26.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
伊予鉄大手町線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
古町駅 | 29.8万/㎡ (19.8年/97.5㎡) | 31.2万/㎡ (25.8年/67.5㎡) | - |
宮田町駅 | - | 40.0万/㎡ (9.8年/75.0㎡) | 36.1万/㎡ (11.4年/75.0㎡) |
松山駅前駅 | - | - | - |
大手町駅 | 11.7万/㎡ (37.8年/52.5㎡) | 38.2万/㎡ (10.8年/57.5㎡) | 18.7万/㎡ (25.4年/48.8㎡) |
西堀端駅 | 9.5万/㎡ (43.8年/100㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
古町駅 29.8 万/㎡(昨年同期比 -4.5 %)
古町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -4.5%( -1.4万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 19.8年(昨年 25.8年から -23.3 %減)。平均専有面積は 97.5 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から +44.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 25.8 年 → 2024年 19.8 年、-23.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 2.0 分 → 2024年 4.5 分、+125.0 %と大きく増加)
大手町駅 11.7 万/㎡(昨年同期比 -69.3 %)
大手町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -69.3%( -26.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 37.8年(昨年 10.8年から +251.2 %増)。平均専有面積は 52.5 ㎡ (昨年 57.5 ㎡から -8.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 2.5 分 → 2024年 1.5 分、-40.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 10.8 年 → 2024年 37.8 年、+251.2 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示