
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の伊予鉄城北線 (古町駅~平和通1丁目駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -29.2%( -7.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2024年)に比べて -27.8%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.6年(昨年 29.2年から +8.0 %増)。平均専有面積は 58.8 ㎡ (昨年 67.8 ㎡から -13.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。萱町6丁目駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは萱町6丁目駅で昨年に比べ +22.2 %、単価は 25.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(萱町6丁目駅)は +22.2 %(単価 +4.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(鉄砲町駅)は -82.0 %(単価 -27.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 27.8 % → 2025年 46.2 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 3.9 分 → 2025年 5.3 分、+34.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 23.5 % → 2025年 38.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった古町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -9.2%( -2.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鉄砲町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -82.0%( -27.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
伊予鉄城北線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
古町駅 | 26.0万/㎡ (24.3年/70.0㎡) | 28.7万/㎡ (23.2年/86.7㎡) | 23.0万/㎡ (27.6年/67.8㎡) |
萱町6丁目駅 | 25.6万/㎡ (26.0年/80.0㎡) | 21.0万/㎡ (30.3年/83.8㎡) | 25.0万/㎡ (22.8年/71.4㎡) |
本町6丁目駅 | 11.7万/㎡ (37.0年/49.2㎡) | 10.7万/㎡ (44.8年/28.8㎡) | 18.9万/㎡ (33.7年/58.3㎡) |
木屋町駅 | - | - | 20.3万/㎡ (25.9年/47.5㎡) |
高砂町駅 | - | 38.4万/㎡ (14.3年/72.5㎡) | - |
清水町駅 | 22.5万/㎡ (23.0年/80.0㎡) | 37.8万/㎡ (19.5年/90.0㎡) | - |
鉄砲町駅 | 6.0万/㎡ (40.0年/20.0㎡) | 33.3万/㎡ (39.3年/15.0㎡) | 11.4万/㎡ (33.8年/35.0㎡) |
赤十字病院前駅 | - | - | 50.0万/㎡ (1.5年/80.0㎡) |
平和通1丁目駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
萱町6丁目駅 25.6 万/㎡(昨年同期比 +22.2 %)
萱町6丁目駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +22.2%( +4.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 30.3年から -14.1 %減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 83.8 ㎡から -4.5 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 30.3 年 → 2025年 26.0 年、-14.1 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 5.5 分 → 2025年 0.5 分、-90.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
鉄砲町駅 6.0 万/㎡(昨年同期比 -82.0 %)
鉄砲町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -82.0%( -27.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 40.0年(昨年 39.3年から +1.9 %増)。平均専有面積は 20.0 ㎡ (昨年 15.0 ㎡から +33.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 9.0 分 → 2025年 10.0 分、+11.1 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示