
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期のJR福塩線 (福山駅~府中駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +39.3%( +10.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2024年)に比べて -75.5%( -71件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.1年(昨年 24.4年から -9.3 %減)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 73.1 ㎡から +0.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。福山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは福山駅で昨年に比べ +39.9 %、単価は 36.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(福山駅)は +39.9 %(単価 +10.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(福山駅)は +39.9 %(単価 +10.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 17.1 分 → 2025年 12.8 分、-25.6 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.3 % → 2025年 14.3 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.6 % → 2025年 9.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +39.9%( +10.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2024年)に比べて -74.2%( -66件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった福山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +39.9%( +10.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2024年)に比べて -74.2%( -66件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR福塩線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
福山駅 | 36.5万/㎡ (22.1年/73.3㎡) | 26.1万/㎡ (25.0年/73.0㎡) | 27.4万/㎡ (23.7年/71.3㎡) |
備後本庄駅 | - | 20.4万/㎡ (29.1年/80.0㎡) | 17.1万/㎡ (34.5年/70.0㎡) |
神辺駅 | - | 34.3万/㎡ (7.3年/70.0㎡) | - |
湯田村駅 | - | - | 24.0万/㎡ (19.3年/75.0㎡) |
道上駅 | - | 32.5万/㎡ (7.3年/72.5㎡) | 36.4万/㎡ (4.9年/70.0㎡) |
鵜飼駅 | - | - | 17.8万/㎡ (24.3年/70.0㎡) |
府中駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
福山駅 36.5 万/㎡(昨年同期比 +39.9 %)
福山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +39.9%( +10.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2024年)に比べて -74.2%( -66件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.1年(昨年 25.0年から -11.4 %減)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 73.0 ㎡から +0.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 25.0 年 → 2025年 22.1 年、-11.4 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 17.0 分 → 2025年 12.8 分、-25.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.4 % → 2025年 14.3 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 56.2 % → 2025年 44.4 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示