
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期のJR山陰本線 (松江駅~出雲市駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -6.7%( -1.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 11 件(1年前(2024年)に比べて -85.1%( -63件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.6年(昨年 16.6年から +12.6 %増)。平均専有面積は 75.5 ㎡ (昨年 76.4 ㎡から -1.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。乃木駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは乃木駅で昨年に比べ +18.8 %、単価は 35.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(乃木駅)は +18.8 %(単価 +5.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(松江駅)は -6.6 %(単価 -1.7 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 16.6 年 → 2025年 18.6 年、+12.6 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 44.4 % → 2025年 54.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった乃木駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +18.8%( +5.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -91.7%( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった松江駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -6.6%( -1.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2024年)に比べて -80.4%( -37件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR山陰本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
松江駅 | 24.2万/㎡ (21.1年/72.2㎡) | 25.9万/㎡ (20.2年/75.1㎡) | 25.7万/㎡ (20.6年/73.7㎡) |
乃木駅 | 35.3万/㎡ (5.0年/85.0㎡) | 29.7万/㎡ (11.8年/77.9㎡) | 26.7万/㎡ (17.8年/82.5㎡) |
玉造温泉駅 | - | - | - |
直江駅 | - | - | - |
出雲市駅 | 30.5万/㎡ (10.0年/95.0㎡) | 31.0万/㎡ (12.1年/78.8㎡) | 30.3万/㎡ (12.2年/81.2㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
乃木駅 35.3 万/㎡(昨年同期比 +18.8 %)
乃木駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +18.8%( +5.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -91.7%( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 5.0年(昨年 11.8年から -57.8 %減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 77.9 ㎡から +9.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 11.8 年 → 2025年 5.0 年、-57.8 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 100.0 %)
松江駅 24.2 万/㎡(昨年同期比 -6.6 %)
松江駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -6.6%( -1.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2024年)に比べて -80.4%( -37件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.1年(昨年 20.2年から +4.6 %増)。平均専有面積は 72.2 ㎡ (昨年 75.1 ㎡から -3.8 %減)。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 54.3 % → 2025年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示