【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期のJR伯備線 (倉敷駅～総社駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -9.3％( -2.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 21 件(１年前(2024年)に比べて -78.6％( -77件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 20.3年から +15.2 ％増)。平均専有面積は 69.3 ㎡ (昨年 72.3 ㎡から -4.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。倉敷駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは総社駅で昨年に比べ -24.8 ％、単価は 27.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(倉敷駅)は -9.1 ％(単価 -2.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(総社駅)は -24.8 ％(単価 -8.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.1 ％ → 2025年 4.8 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 20.3 年 → 2025年 23.3 年、+15.2 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.1 ％ → 2025年 9.5 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 41.8 ％ → 2025年 47.6 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった倉敷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -9.1％( -2.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 20 件(１年前(2024年)に比べて -79.4％( -77件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった総社駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -24.8％( -8.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR伯備線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 倉敷駅 | 27.6万/㎡ (23.9年/68.5㎡) | 30.3万/㎡ (20.4年/72.3㎡) | 29.8万/㎡ (21.0年/72.2㎡) |
| 総社駅 | 27.1万/㎡ (13.0年/85.0㎡) | 36.0万/㎡ (7.3年/75.0㎡) | 30.6万/㎡ (9.3年/78.3㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
倉敷駅 27.6 万/㎡(昨年同期比 -9.1 ％)
倉敷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -9.1％( -2.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 20 件(１年前(2024年)に比べて -79.4％( -77件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.9年(昨年 20.4年から +17.0 ％増)。平均専有面積は 68.5 ㎡ (昨年 72.3 ㎡から -5.3 ％減)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.1 ％ → 2025年 5.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 20.4 年 → 2025年 23.9 年、+17.0 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.2 ％ → 2025年 10.0 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 42.3 ％ → 2025年 50.0 ％)
総社駅 27.1 万/㎡(昨年同期比 -24.8 ％)
総社駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -24.8％( -8.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 13.0年(昨年 7.3年から +79.2 ％増)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +13.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 10.0 分 → 2025年 6.0 分、-40.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 7.3 年 → 2025年 13.0 年、+79.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示