【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の南海高師浜線 (羽衣駅～高師浜駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -5.1％( -1.5万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -83.3％( -35件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.9年(昨年 25.1年から +6.9 ％増)。平均専有面積は 77.1 ㎡ (昨年 76.9 ㎡から +0.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。伽羅橋駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは伽羅橋駅で昨年に比べ +10.2 ％、単価は 26.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(伽羅橋駅)は +10.2 ％(単価 +2.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(羽衣駅)は -4.8 ％(単価 -1.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 7.0 分 → 2025年 5.9 分、-16.0 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 35.7 ％ → 2025年 57.1 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 63.4 ％ → 2025年 100.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった羽衣駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -4.8％( -1.4万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -89.2％( -33件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった伽羅橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +10.2％( +2.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| 南海高師浜線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 羽衣駅 | 28.3万/㎡ (25.3年/83.8㎡) | 29.8万/㎡ (25.1年/77.7㎡) | 21.4万/㎡ (34.7年/74.4㎡) |
| 伽羅橋駅 | 26.4万/㎡ (29.0年/68.3㎡) | 24.0万/㎡ (28.8年/71.7㎡) | 21.4万/㎡ (29.3年/70.0㎡) |
| 高師浜駅 | - | 22.9万/㎡ (21.3年/70.0㎡) | 34.1万/㎡ (20.0年/67.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
伽羅橋駅 26.4 万/㎡(昨年同期比 +10.2 ％)
伽羅橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +10.2％( +2.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 29.0年(昨年 28.8年から +0.9 ％増)。平均専有面積は 68.3 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から -4.7 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
羽衣駅 28.3 万/㎡(昨年同期比 -4.8 ％)
羽衣駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -4.8％( -1.4万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -89.2％( -33件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.3年(昨年 25.1年から +0.5 ％増)。平均専有面積は 83.8 ㎡ (昨年 77.7 ㎡から +7.8 ％増)。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 59.5 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示