
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜12月期のJR八高線 (東飯能駅~小川町駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +42.6%( +7.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -28.6%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.8年(昨年 31.0年から -23.4 %減)。平均専有面積は 69.0 ㎡ (昨年 62.1 ㎡から +11.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。東飯能駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東飯能駅で昨年に比べ +49.5 %、単価は 36.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(東飯能駅)は +49.5 %(単価 +12.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(小川町駅)は -24.2 %(単価 -2.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 31.0 年 → 2024年 23.8 年、-23.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 92.9 % → 2024年 40.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.2 分 → 2024年 9.1 分、+26.1 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 28.6 % → 2024年 10.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東飯能駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +49.5%( +12.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -25.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小川町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -24.2%( -2.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR八高線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東飯能駅 | 36.2万/㎡ (17.7年/77.5㎡) | 24.2万/㎡ (30.4年/56.9㎡) | 33.8万/㎡ (19.3年/62.5㎡) |
毛呂駅 | 8.7万/㎡ (32.9年/37.5㎡) | 8.7万/㎡ (31.0年/55.0㎡) | 2.2万/㎡ (29.3年/50.0㎡) |
越生駅 | - | 10.3万/㎡ (31.3年/90.0㎡) | - |
小川町駅 | 7.3万/㎡ (35.0年/100㎡) | 9.6万/㎡ (32.2年/67.5㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
東飯能駅 36.2 万/㎡(昨年同期比 +49.5 %)
東飯能駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +49.5%( +12.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -25.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.7年(昨年 30.4年から -41.7 %減)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 56.9 ㎡から +36.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 30.4 年 → 2024年 17.7 年、-41.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 6.4 分 → 2024年 4.5 分、-29.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 12.5 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 16.7 %)
小川町駅 7.3 万/㎡(昨年同期比 -24.2 %)
小川町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -24.2%( -2.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.0年(昨年 32.2年から +8.7 %増)。平均専有面積は 100.0 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から +48.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 9.0 分 → 2024年 10.0 分、+11.1 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示