物件種別
対象路線
調査期間
中古マンション
2025年第4四半期
2025年10月12月

この記事は宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

執筆: ウチノカチ編集部(データ分析)/監修: 岩野 愛弓(宅地建物取引士) | 運営者情報

中古マンション相場の概況

収録済み取引期間: 2025年10月〜12月 | 第4四半期

2025年10月〜12月期のJR京浜東北線 (大宮駅~川口駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は65.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +3.2%( +2.0万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 539 件(1年前(2024年)に比べて +26.8%( +114件)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.2年(昨年 25.4年から -0.7 %減)。平均専有面積は 63.0 ㎡ (昨年 61.8 ㎡から +2.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が小幅増加、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が減少。

比較可能な9駅のうち、値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅(対象路線 9 駅)。全体的に上昇基調。与野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは与野駅で昨年に比べ +29.6 %、単価は 63.2 万円/㎡となった。

上位 2 駅(与野駅、さいたま新都心駅)は +23.4 %(単価 +13.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(南浦和駅、大宮駅)は -12.9 %(単価 -8.2 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.0 % → 2025年 4.3 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 18.4 % → 2025年 16.5 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 40.7 % → 2025年 42.9 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 7.3 % → 2025年 7.1 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった浦和駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は87.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +6.5%( +5.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 65 件(1年前(2024年)に比べて +20.4%( +11件)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった蕨駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は49.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +2.9%( +1.4万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 48 件(1年前(2024年)に比べて +166.7%( +30件)と大幅に増加しています。)。

JR京浜東北線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR京浜東北線現状(2025)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大宮駅60.7万/㎡
(26.2年/69.4㎡)
67.4万/㎡
(25.8年/65.3㎡)
69.8万/㎡
(22.3年/65.1㎡)
さいたま新都心駅83.6万/㎡
(16.0年/70.8㎡)
71.3万/㎡
(22.1年/65.8㎡)
67.7万/㎡
(20.3年/70.2㎡)
与野駅63.2万/㎡
(23.1年/64.2㎡)
48.7万/㎡
(27.1年/75.0㎡)
50.7万/㎡
(24.7年/65.9㎡)
北浦和駅62.0万/㎡
(27.2年/64.9㎡)
58.5万/㎡
(27.5年/64.8㎡)
66.3万/㎡
(19.2年/70.6㎡)
浦和駅87.8万/㎡
(20.1年/66.0㎡)
82.4万/㎡
(19.4年/66.1㎡)
68.2万/㎡
(20.8年/68.4㎡)
南浦和駅51.0万/㎡
(28.6年/66.2㎡)
60.7万/㎡
(24.6年/63.3㎡)
54.2万/㎡
(25.1年/62.1㎡)
蕨駅49.1万/㎡
(28.5年/59.5㎡)
47.8万/㎡
(29.3年/58.9㎡)
46.5万/㎡
(26.9年/59.5㎡)
西川口駅62.0万/㎡
(25.6年/48.3㎡)
57.5万/㎡
(25.9年/50.1㎡)
55.0万/㎡
(27.2年/47.5㎡)
川口駅69.9万/㎡
(26.5年/64.7㎡)
63.6万/㎡
(27.2年/60.9㎡)
60.3万/㎡
(25.9年/63.9㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(出典: 国土交通省 不動産情報ライブラリ、収録期間: 2025年10月〜12月)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

与野駅 63.2 万/㎡(昨年同期比 +29.6 %)

与野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は63.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +29.6%( +14.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2024年)に比べて +35.7%( +5件)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.1年(昨年 27.1年から -14.7 %減)。平均専有面積は 64.2 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -14.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2024年 27.1 年 → 2025年 23.1 年、-14.7 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 8.8 分 → 2025年 7.1 分、-20.3 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.8 % → 2025年 42.1 %)

さいたま新都心駅 83.6 万/㎡(昨年同期比 +17.3 %)

さいたま新都心駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は83.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +17.3%( +12.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 31 件(1年前(2024年)に比べて +138.5%( +18件)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 16.0年(昨年 22.1年から -27.4 %減)。平均専有面積は 70.8 ㎡ (昨年 65.8 ㎡から +7.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2024年 22.1 年 → 2025年 16.0 年、-27.4 %と大きく減少)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.8 % → 2025年 58.1 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2024年 7.5 分 → 2025年 8.7 分、+17.3 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 45.5 % → 2025年 29.0 %)

南浦和駅 51.0 万/㎡(昨年同期比 -15.9 %)

南浦和駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は51.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -15.9%( -9.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 38 件(1年前(2024年)に比べて -11.6%( -5件)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 28.6年(昨年 24.6年から +16.3 %増)。平均専有面積は 66.2 ㎡ (昨年 63.3 ㎡から +4.6 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.1 % → 2025年 19.4 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2024年 24.6 年 → 2025年 28.6 年、+16.3 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 53.5 % → 2025年 60.5 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 9.3 % → 2025年 13.2 %)

大宮駅 60.7 万/㎡(昨年同期比 -9.9 %)

大宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は60.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -9.9%( -6.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 94 件(1年前(2024年)に比べて +20.5%( +16件)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 26.2年(昨年 25.8年から +1.7 %増)。平均専有面積は 69.4 ㎡ (昨年 65.3 ㎡から +6.3 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 24.4 % → 2025年 20.2 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.4 % → 2025年 7.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 34.6 % → 2025年 40.4 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 6.2 % → 2025年 3.2 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 不動産情報ライブラリ(過去の実取引情報、収録期間: 2025年10月〜12月)

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