
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年10月〜12月期の秩父本線 (羽生駅~石原駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -23.4%( -5.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2023年)に比べて +63.6%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.6年(昨年 25.5年から +12.1 %増)。平均専有面積は 64.2 ㎡ (昨年 67.7 ㎡から -5.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(熊谷駅)は -21.0 %(単価 -6.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(行田市駅)は -25.2 %(単価 -2.8 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 25.5 年 → 2024年 28.6 年、+12.1 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 61.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった熊谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -21.0%( -6.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2023年)に比べて +55.6%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった行田市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -25.2%( -2.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
秩父本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
羽生駅 | - | - | - |
行田市駅 | 8.4万/㎡ (31.8年/50.0㎡) | 11.2万/㎡ (30.8年/72.5㎡) | - |
熊谷駅 | 22.4万/㎡ (26.0年/65.0㎡) | 28.3万/㎡ (24.1年/66.7㎡) | 27.8万/㎡ (24.9年/65.9㎡) |
上熊谷駅 | 8.6万/㎡ (39.4年/65.0㎡) | - | 11.2万/㎡ (35.8年/40.0㎡) |
石原駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
熊谷駅 22.4 万/㎡(昨年同期比 -21.0 %)
熊谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -21.0%( -6.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2023年)に比べて +55.6%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 24.1年から +7.6 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 66.7 ㎡から -2.5 %減)。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 57.1 %)
行田市駅 8.4 万/㎡(昨年同期比 -25.2 %)
行田市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -25.2%( -2.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.8年(昨年 30.8年から +3.3 %増)。平均専有面積は 50.0 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から -31.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 2.0 分 → 2024年 3.0 分、+50.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示