【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期の京成千原線 (千葉中央駅～ちはら台駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -7.2％( -2.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 24 件(１年前(2024年)に比べて -36.8％( -14件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.1年(昨年 16.4年から +28.5 ％増)。平均専有面積は 64.6 ㎡ (昨年 67.9 ㎡から -4.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。ちはら台駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのはちはら台駅で昨年に比べ +13.8 ％、単価は 42.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(ちはら台駅)は +13.8 ％(単価 +5.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(千葉中央駅)は -32.2 ％(単価 -19.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 9.0 分 → 2025年 6.1 分、-32.5 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.2 ％ → 2025年 22.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 16.4 年 → 2025年 21.1 年、+28.5 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 43.2 ％ → 2025年 36.4 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったちはら台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +13.8％( +5.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2024年)に比べて -57.9％( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった学園前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -7.2％( -1.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 京成千原線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 千葉中央駅 | 40.0万/㎡ (28.0年/61.2㎡) | 59.0万/㎡ (18.0年/55.0㎡) | 50.0万/㎡ (21.9年/58.8㎡) |
| 千葉寺駅 | 25.9万/㎡ (25.6年/83.3㎡) | 29.9万/㎡ (27.6年/75.8㎡) | 27.2万/㎡ (21.9年/78.3㎡) |
| 大森台駅 | 12.4万/㎡ (25.3年/45.0㎡) | - | - |
| 学園前駅 | 20.0万/㎡ (21.3年/90.0㎡) | 21.6万/㎡ (24.3年/95.0㎡) | 21.1万/㎡ (23.8年/87.5㎡) |
| おゆみ野駅 | 31.0万/㎡ (23.3年/73.3㎡) | 32.5万/㎡ (8.3年/78.8㎡) | 24.9万/㎡ (20.3年/81.7㎡) |
| ちはら台駅 | 42.0万/㎡ (11.0年/56.9㎡) | 36.9万/㎡ (11.9年/65.0㎡) | 24.1万/㎡ (21.3年/71.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
ちはら台駅 42.0 万/㎡(昨年同期比 +13.8 ％)
ちはら台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +13.8％( +5.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2024年)に比べて -57.9％( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 11.0年(昨年 11.9年から -7.3 ％減)。平均専有面積は 56.9 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -12.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 10.7 分 → 2025年 2.3 分、-78.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 ％ → 2025年 28.6 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 72.2 ％ → 2025年 71.4 ％)
千葉中央駅 40.0 万/㎡(昨年同期比 -32.2 ％)
千葉中央駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -32.2％( -19.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2024年)に比べて +14.3％( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 28.0年(昨年 18.0年から +55.5 ％増)。平均専有面積は 61.2 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +11.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.6 ％ → 2025年 42.9 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 18.0 年 → 2025年 28.0 年、+55.5 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 42.9 ％ → 2025年 28.6 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示