
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の山万ユーカリが丘線 (ユーカリが丘駅~井野駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +6.0%( +1.7万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2024年)に比べて -84.7%( -61件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.8年(昨年 26.1年から +2.9 %増)。平均専有面積は 86.4 ㎡ (昨年 83.2 ㎡から +3.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。ユーカリが丘駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは中学校駅で昨年に比べ -24.1 %、単価は 21.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(ユーカリが丘駅)は -1.3 %(単価 -0.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(中学校駅)は -24.1 %(単価 -6.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 6.5 分 → 2025年 4.4 分、-32.9 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 40.6 % → 2025年 54.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 58.1 % → 2025年 90.9 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったユーカリが丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -1.3%( -0.4万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -79.6%( -39件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった中学校駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -24.1%( -6.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -92.3%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
山万ユーカリが丘線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
ユーカリが丘駅 | 30.6万/㎡ (26.5年/87.0㎡) | 31.0万/㎡ (25.5年/86.0㎡) | 27.2万/㎡ (23.5年/84.9㎡) |
地区センター駅 | - | 21.0万/㎡ (34.5年/105㎡) | - |
女子大駅 | - | 12.8万/㎡ (39.9年/76.2㎡) | 12.4万/㎡ (35.0年/77.0㎡) |
中学校駅 | 21.2万/㎡ (30.0年/80.0㎡) | 28.0万/㎡ (18.8年/76.5㎡) | 24.1万/㎡ (20.3年/82.0㎡) |
井野駅 | - | 14.3万/㎡ (27.8年/65.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
ユーカリが丘駅 30.6 万/㎡(昨年同期比 -1.3 %)
ユーカリが丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -1.3%( -0.4万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -79.6%( -39件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 25.5年から +4.2 %増)。平均専有面積は 87.0 ㎡ (昨年 86.0 ㎡から +1.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 8.4 分 → 2025年 4.5 分、-46.5 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 34.0 % → 2025年 50.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 64.4 % → 2025年 90.0 %)
中学校駅 21.2 万/㎡(昨年同期比 -24.1 %)
中学校駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -24.1%( -6.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -92.3%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.0年(昨年 18.8年から +59.5 %増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 76.5 ㎡から +4.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 66.7 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 18.8 年 → 2025年 30.0 年、+59.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 2.5 分 → 2025年 3.0 分、+20.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 44.4 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示