【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年10月〜12月期のJR紀勢本線 (亀山駅～徳和駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +15.8％( +3.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 15 件(１年前(2023年)に比べて +275.0％( +11件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.8年(昨年 20.3年から +7.7 ％増)。平均専有面積は 78.7 ㎡ (昨年 73.8 ㎡から +6.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。津駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは津駅で昨年に比べ +30.4 ％、単価は 26.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(津駅)は +30.4 ％(単価 +6.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(松阪駅)は +12.3 ％(単価 +2.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 16.5 分 → 2024年 14.5 分、-12.3 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 75.0 ％ → 2024年 60.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +30.4％( +6.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった松阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +12.3％( +2.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +300.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR紀勢本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 亀山駅 | - | - | - |
| 一身田駅 | - | - | - |
| 津駅 | 26.8万/㎡ (17.7年/80.6㎡) | 20.5万/㎡ (20.1年/70.0㎡) | 27.9万/㎡ (18.9年/78.3㎡) |
| 阿漕駅 | 6.7万/㎡ (32.8年/60.0㎡) | - | - |
| 高茶屋駅 | - | - | - |
| 松阪駅 | 19.8万/㎡ (26.5年/80.0㎡) | 17.6万/㎡ (20.8年/85.0㎡) | 21.6万/㎡ (25.4年/85.0㎡) |
| 徳和駅 | 17.3万/㎡ (29.8年/75.0㎡) | - | 10.4万/㎡ (27.8年/75.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
津駅 26.8 万/㎡(昨年同期比 +30.4 ％)
津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +30.4％( +6.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.7年(昨年 20.1年から -12.2 ％減)。平均専有面積は 80.6 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +15.1 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 20.1 年 → 2024年 17.7 年、-12.2 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.0 分 → 2024年 9.0 分、-35.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 ％ → 2024年 44.4 ％)
松阪駅 19.8 万/㎡(昨年同期比 +12.3 ％)
松阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +12.3％( +2.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +300.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 20.8年から +27.7 ％増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -5.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 24.0 分 → 2024年 19.8 分、-17.7 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 75.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 20.8 年 → 2024年 26.5 年、+27.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示