
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の伊勢鉄伊勢線 (四日市駅~津駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -15.8%( -4.9万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて +14.3%( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 15.0年から +63.8 %増)。平均専有面積は 78.1 ㎡ (昨年 78.6 ㎡から -0.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。津駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは四日市駅で昨年に比べ -28.5 %、単価は 25.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(津駅)は -9.1 %(単価 -2.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(四日市駅)は -28.5 %(単価 -10.2 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 15.0 年 → 2025年 24.6 年、+63.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 13.7 分 → 2025年 15.9 分、+15.8 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.3 % → 2025年 71.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -9.1%( -2.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -28.5%( -10.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
伊勢鉄伊勢線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
四日市駅 | 25.5万/㎡ (23.4年/78.3㎡) | 35.7万/㎡ (9.0年/75.0㎡) | 18.7万/㎡ (33.0年/75.0㎡) |
南四日市駅 | - | - | - |
玉垣駅 | - | - | 15.0万/㎡ (26.0年/80.0㎡) |
津駅 | 26.9万/㎡ (25.5年/78.0㎡) | 29.5万/㎡ (17.4年/80.0㎡) | 25.0万/㎡ (14.0年/80.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
津駅 26.9 万/㎡(昨年同期比 -9.1 %)
津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -9.1%( -2.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.5年(昨年 17.4年から +46.5 %増)。平均専有面積は 78.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -2.5 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 17.4 年 → 2025年 25.5 年、+46.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 16.8 分 → 2025年 21.2 分、+26.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 % → 2025年 75.0 %)
四日市駅 25.5 万/㎡(昨年同期比 -28.5 %)
四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -28.5%( -10.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.4年(昨年 9.0年から +159.3 %増)。平均専有面積は 78.3 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +4.4 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 9.0 年 → 2025年 23.4 年、+159.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 6.0 分 → 2025年 7.0 分、+16.7 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示