【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR日豊本線 (中津駅～宗太郎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.6万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +20.0％( +2.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 68 件(１年前(2024年)に比べて -48.9％( -65件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 107.4 坪 (昨年 123.0 坪から -12.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 12 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。別府駅、西大分駅、大分駅、大在駅、臼杵駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東別府駅で昨年に比べ +314.8 ％、坪単価は 17.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(東別府駅、杵築駅)は +284.3 ％(坪単価 +9.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(亀川駅、暘谷駅)は -40.4 ％(坪単価 -3.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 0.8 ％ → 2025年 2.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.2万円/坪(23.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +48.9％( +25.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -63.6％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった宇佐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.21万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -16.7％( -0.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR日豊本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 中津駅 | 7.7万/坪 (154坪) | 7.6万/坪 (113坪) | 8.0万/坪 (95.0坪) |
| 東中津駅 | 4.7万/坪 (112坪) | 1.5万/坪 (154坪) | 3.8万/坪 (307坪) |
| 今津駅 | - | - | 3.2万/坪 (103坪) |
| 天津駅 | - | 4.0万/坪 (54.5坪) | - |
| 豊前善光寺駅 | - | 2.5万/坪 (96.8坪) | 4.9万/坪 (135坪) |
| 柳ケ浦駅 | - | 3.8万/坪 (87.0坪) | 4.2万/坪 (211坪) |
| 豊前長洲駅 | - | 0.9万/坪 (109坪) | 0.5万/坪 (63.5坪) |
| 宇佐駅 | 0.7万/坪 (57.5坪) | 0.8万/坪 (80.2坪) | 2.8万/坪 (52.6坪) |
| 立石駅 | - | - | - |
| 中山香駅 | - | - | 0.23万/坪 (299坪) |
| 杵築駅 | 8.3万/坪 (84.7坪) | 2.4万/坪 (182坪) | 3.6万/坪 (97.4坪) |
| 大神駅 | - | - | - |
| 日出駅 | - | 4.7万/坪 (173坪) | 4.7万/坪 (112坪) |
| 暘谷駅 | 5.6万/坪 (104坪) | 8.7万/坪 (107坪) | 10.1万/坪 (67.6坪) |
| 豊後豊岡駅 | - | - | 4.6万/坪 (162坪) |
| 亀川駅 | 5.0万/坪 (178坪) | 9.2万/坪 (222坪) | 9.6万/坪 (118坪) |
| 別府大学駅 | 14.4万/坪 (74.6坪) | 16.3万/坪 (90.8坪) | 19.3万/坪 (114坪) |
| 別府駅 | 25.2万/坪 (52.7坪) | 19.8万/坪 (100坪) | 22.3万/坪 (97.8坪) |
| 東別府駅 | 17.8万/坪 (39.3坪) | 4.3万/坪 (84.7坪) | - |
| 西大分駅 | 18.7万/坪 (96.3坪) | 12.7万/坪 (53.9坪) | 35.2万/坪 (82.7坪) |
| 大分駅 | 77.2万/坪 (67.7坪) | 51.9万/坪 (128坪) | 31.4万/坪 (94.2坪) |
| 牧駅 | - | 30.9万/坪 (140坪) | 32.7万/坪 (60.0坪) |
| 高城駅 | 19.1万/坪 (156坪) | 20.6万/坪 (131坪) | 24.8万/坪 (212坪) |
| 鶴崎駅 | 18.5万/坪 (109坪) | 16.1万/坪 (162坪) | 11.0万/坪 (197坪) |
| 大在駅 | 17.0万/坪 (118坪) | 13.6万/坪 (92.0坪) | 17.4万/坪 (153坪) |
| 坂ノ市駅 | 12.4万/坪 (150坪) | 15.4万/坪 (168坪) | 9.0万/坪 (358坪) |
| 幸崎駅 | 5.4万/坪 (93.8坪) | 7.6万/坪 (54.5坪) | 7.0万/坪 (112坪) |
| 佐志生駅 | - | - | 7.2万/坪 (34.8坪) |
| 下ノ江駅 | - | - | - |
| 熊崎駅 | - | - | 6.9万/坪 (86.7坪) |
| 上臼杵駅 | - | 10.7万/坪 (95.1坪) | 10.7万/坪 (197坪) |
| 臼杵駅 | 13.4万/坪 (454坪) | 8.2万/坪 (25.7坪) | 2.1万/坪 (194坪) |
| 津久見駅 | 3.8万/坪 (115坪) | 3.6万/坪 (233坪) | 7.2万/坪 (74.5坪) |
| 日代駅 | - | - | - |
| 浅海井駅 | - | - | - |
| 狩生駅 | - | - | - |
| 海崎駅 | 1.6万/坪 (227坪) | - | - |
| 佐伯駅 | 4.6万/坪 (110坪) | 7.0万/坪 (141坪) | 5.1万/坪 (92.1坪) |
| 上岡駅 | 9.6万/坪 (75.6坪) | 3.3万/坪 (131坪) | 6.8万/坪 (131坪) |
| 直見駅 | - | - | - |
| 直川駅 | - | - | - |
| 重岡駅 | - | - | - |
| 宗太郎駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東別府駅 17.8 万/坪(昨年同期比 +314.8 ％)
東別府駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.8万円/坪(5.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +314.8％( +13.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 84.7 坪から -53.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 53.0 分 → 2025年 1.0 分、-98.1 ％と大きく減少)
杵築駅 8.3 万/坪(昨年同期比 +253.8 ％)
杵築駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +253.8％( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 182.1 坪から -53.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 90.0 分 → 2025年 45.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
亀川駅 5.0 万/坪(昨年同期比 -45.4 ％)
亀川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -45.4％( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 177.7 坪 (昨年 221.8 坪から -19.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.0 分 → 2025年 10.5 分、+50.0 ％と大きく増加)
暘谷駅 5.6 万/坪(昨年同期比 -35.4 ％)
暘谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -35.4％( -3.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 104.4 坪 (昨年 106.9 坪から -2.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 24.0 分 → 2025年 13.0 分、-45.8 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示