【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期のJR篠栗線 (桂川駅～吉塚駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.8万円/坪(10.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +37.7％( +9.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2023年)に比べて +21.4％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 110.9 坪 (昨年 151.4 坪から -26.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。原町駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは原町駅で昨年に比べ +16.6 ％、坪単価は 37.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(原町駅)は +16.6 ％(坪単価 +5.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(筑前大分駅)は -38.4 ％(坪単価 -2.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 19.0 分 → 2024年 21.5 分、+13.3 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 11.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった柚須駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.5万円/坪(12.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -5.8％( -2.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった桂川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +8.6％( +0.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +400.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR篠栗線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 桂川駅 | 2.7万/坪 (185坪) | 2.5万/坪 (142坪) | 3.9万/坪 (82.1坪) |
| 筑前大分駅 | 4.7万/坪 (63.5坪) | 7.7万/坪 (80.7坪) | 12.6万/坪 (63.5坪) |
| 九郎原駅 | - | - | - |
| 城戸南蔵院前駅 | 9.8万/坪 (112坪) | - | - |
| 筑前山手駅 | - | - | - |
| 篠栗駅 | 27.7万/坪 (69.6坪) | 28.0万/坪 (139坪) | 30.0万/坪 (77.1坪) |
| 門松駅 | - | 12.1万/坪 (234坪) | 13.9万/坪 (129坪) |
| 長者原駅 | - | 48.9万/坪 (132坪) | 44.3万/坪 (124坪) |
| 原町駅 | 37.9万/坪 (122坪) | 32.5万/坪 (203坪) | - |
| 柚須駅 | 41.5万/坪 (130坪) | 44.1万/坪 (154坪) | 70.0万/坪 (130坪) |
| 吉塚駅 | 128万/坪 (15.9坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
原町駅 37.9 万/坪(昨年同期比 +16.6 ％)
原町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.9万円/坪(11.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +16.6％( +5.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 121.8 坪 (昨年 202.7 坪から -39.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.5 分 → 2024年 9.0 分、+20.0 ％と大きく増加)
筑前大分駅 4.7 万/坪(昨年同期比 -38.4 ％)
筑前大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -38.4％( -2.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 80.7 坪から -21.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 7.0 分 → 2024年 8.0 分、+14.3 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示