【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期の高松琴平電鉄長尾線 (瓦町駅～長尾駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.1万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -38.4％( -5.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -68.2％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 106.5 坪 (昨年 83.1 坪から +28.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。元山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは元山駅で昨年に比べ +61.4 ％、坪単価は 17.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(元山駅)は +61.4 ％(坪単価 +6.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(林道駅)は -82.8 ％(坪単価 -24.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 13.6 ％ → 2025年 14.3 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 14.4 分 → 2025年 19.1 分、+33.3 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった花園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.6万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +3.4％( +0.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった水田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -58.8％( -6.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 高松琴平電鉄長尾線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 瓦町駅 | - | - | - |
| 花園駅 | 24.6万/坪 (52.9坪) | 23.8万/坪 (44.9坪) | 39.3万/坪 (112坪) |
| 林道駅 | 5.1万/坪 (19.7坪) | 29.5万/坪 (52.2坪) | 20.7万/坪 (158坪) |
| 木太東口駅 | - | 13.1万/坪 (38.3坪) | 14.7万/坪 (27.2坪) |
| 元山駅 | 17.0万/坪 (218坪) | 10.5万/坪 (124坪) | 12.9万/坪 (101坪) |
| 水田駅 | 4.8万/坪 (89.2坪) | 11.7万/坪 (79.9坪) | 8.9万/坪 (121坪) |
| 西前田駅 | - | - | 6.2万/坪 (96.8坪) |
| 高田駅 | 3.0万/坪 (188坪) | - | - |
| 池戸駅 | - | 5.1万/坪 (72.6坪) | - |
| 農学部前駅 | - | 13.6万/坪 (175坪) | - |
| 平木駅 | - | - | 8.7万/坪 (89.7坪) |
| 学園通り駅 | - | - | 8.4万/坪 (72.6坪) |
| 白山駅 | - | 9.6万/坪 (72.6坪) | - |
| 井戸駅 | - | - | 10.1万/坪 (63.5坪) |
| 公文明駅 | - | - | 10.2万/坪 (66.6坪) |
| 長尾駅 | - | - | 5.6万/坪 (292坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
元山駅 17.0 万/坪(昨年同期比 +61.4 ％)
元山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +61.4％( +6.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 217.8 坪 (昨年 124.0 坪から +75.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 16.2 分 → 2025年 30.0 分、+85.2 ％と大きく増加)
林道駅 5.1 万/坪(昨年同期比 -82.8 ％)
林道駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.1万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -82.8％( -24.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 52.2 坪から -62.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 13.5 分 → 2025年 15.0 分、+11.1 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示