【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR高徳線 (高松駅～讃岐相生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.7万円/坪(9.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +111.8％( +16.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2024年)に比べて -83.6％( -61件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 107.7 坪 (昨年 90.4 坪から +19.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。栗林公園北口駅、讃岐津田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは高松駅で昨年に比べ +169.4 ％、坪単価は 102 万円/坪となった。
上位 2 駅(高松駅、栗林公園北口駅)は +117.6 ％(坪単価 +43.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(古高松南駅、昭和町駅)は -55.1 ％(坪単価 -10.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 9.6 ％ → 2025年 25.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 14.9 分 → 2025年 17.1 分、+14.3 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +169.4％( +63.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -88.9％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった古高松南駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.14万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -95.8％( -10.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR高徳線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高松駅 | 102万/坪 (42.4坪) | 37.7万/坪 (82.6坪) | 42.3万/坪 (24.2坪) |
| 昭和町駅 | 60.4万/坪 (56.0坪) | 70.5万/坪 (36.7坪) | 42.2万/坪 (59.0坪) |
| 栗林公園北口駅 | 56.1万/坪 (49.9坪) | 33.8万/坪 (80.7坪) | 41.3万/坪 (58.2坪) |
| 栗林駅 | - | 30.7万/坪 (42.4坪) | 17.8万/坪 (17.6坪) |
| 木太町駅 | - | 10.7万/坪 (147坪) | 12.2万/坪 (103坪) |
| 屋島駅 | 6.9万/坪 (126坪) | 7.7万/坪 (76.2坪) | 7.2万/坪 (154坪) |
| 古高松南駅 | 0.5万/坪 (90.8坪) | 11.1万/坪 (47.6坪) | 2.4万/坪 (150坪) |
| 八栗口駅 | - | 13.1万/坪 (59.0坪) | 6.5万/坪 (81.7坪) |
| 讃岐牟礼駅 | - | 7.1万/坪 (110坪) | - |
| 志度駅 | 5.0万/坪 (237坪) | 5.2万/坪 (120坪) | 6.3万/坪 (170坪) |
| オレンジタウン駅 | - | 6.9万/坪 (70.2坪) | 0.4万/坪 (90.8坪) |
| 造田駅 | - | - | 2.5万/坪 (197坪) |
| 神前駅 | - | 0.25万/坪 (33.3坪) | 2.2万/坪 (77.1坪) |
| 讃岐津田駅 | 3.9万/坪 (56.0坪) | 2.7万/坪 (66.6坪) | 3.9万/坪 (104坪) |
| 鶴羽駅 | - | - | 6.6万/坪 (57.5坪) |
| 丹生駅 | - | - | 2.7万/坪 (172坪) |
| 三本松駅 | - | 1.8万/坪 (163坪) | 4.7万/坪 (154坪) |
| 讃岐白鳥駅 | - | 2.0万/坪 (107坪) | 4.1万/坪 (168坪) |
| 引田駅 | - | 1.9万/坪 (68.7坪) | 3.8万/坪 (48.4坪) |
| 讃岐相生駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高松駅 101.5 万/坪(昨年同期比 +169.4 ％)
高松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +169.4％( +63.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -88.9％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 82.6 坪から -48.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 13.3 分 → 2025年 11.0 分、-17.5 ％と減少)
栗林公園北口駅 56.1 万/坪(昨年同期比 +65.9 ％)
栗林公園北口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.1万円/坪(17.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +65.9％( +22.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 80.7 坪から -38.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 12.3 分 → 2025年 4.0 分、-67.6 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 66.7 ％ → 2025年 100.0 ％)
古高松南駅 0.5 万/坪(昨年同期比 -95.8 ％)
古高松南駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.14万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -95.8％( -10.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 47.6 坪から +90.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 10.5 分 → 2025年 6.0 分、-42.9 ％と大きく減少)
昭和町駅 60.4 万/坪(昨年同期比 -14.4 ％)
昭和町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.4万円/坪(18.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -14.4％( -10.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 36.7 坪から +52.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 9.2 分 → 2025年 6.0 分、-35.1 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示