【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR山陰本線 (安来駅～飯浦駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -21.8％( -2.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 55 件(１年前(2024年)に比べて -53.8％( -64件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 138.7 坪 (昨年 130.4 坪から +6.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。玉造温泉駅、宍道駅、大田市駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは浜田駅で昨年に比べ +164.1 ％、坪単価は 8.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(浜田駅、揖屋駅)は +146.2 ％(坪単価 +6.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(荒島駅、直江駅)は -57.8 ％(坪単価 -3.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 23.2 分 → 2025年 29.5 分、+27.1 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 6.8 ％ → 2025年 3.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった玉造温泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +45.9％( +5.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった荒島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.23万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -78.7％( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR山陰本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 安来駅 | - | 8.2万/坪 (188坪) | 4.3万/坪 (83.2坪) |
| 荒島駅 | 0.8万/坪 (145坪) | 3.6万/坪 (393坪) | 8.3万/坪 (78.7坪) |
| 揖屋駅 | 11.8万/坪 (63.5坪) | 5.2万/坪 (69.6坪) | 13.8万/坪 (77.6坪) |
| 東松江駅 | - | 13.0万/坪 (103坪) | 14.9万/坪 (52.9坪) |
| 松江駅 | 15.2万/坪 (99.1坪) | 18.3万/坪 (84.6坪) | 18.8万/坪 (63.3坪) |
| 乃木駅 | - | 8.5万/坪 (93.8坪) | 12.7万/坪 (36.3坪) |
| 玉造温泉駅 | 16.5万/坪 (60.5坪) | 11.3万/坪 (114坪) | 10.9万/坪 (221坪) |
| 来待駅 | - | - | - |
| 宍道駅 | 8.8万/坪 (213坪) | 4.4万/坪 (233坪) | 11.0万/坪 (54.5坪) |
| 荘原駅 | 5.0万/坪 (274坪) | - | 5.3万/坪 (291坪) |
| 直江駅 | 7.0万/坪 (142坪) | 11.0万/坪 (81.9坪) | 8.5万/坪 (96.3坪) |
| 出雲市駅 | 8.5万/坪 (107坪) | 10.4万/坪 (158坪) | 10.7万/坪 (187坪) |
| 西出雲駅 | - | 8.1万/坪 (129坪) | 2.0万/坪 (230坪) |
| 出雲神西駅 | - | - | - |
| 江南駅 | 1.8万/坪 (129坪) | - | - |
| 小田駅 | - | - | - |
| 田儀駅 | 1.7万/坪 (93.8坪) | - | - |
| 波根駅 | - | - | 2.2万/坪 (136坪) |
| 久手駅 | - | - | 2.1万/坪 (281坪) |
| 大田市駅 | 6.3万/坪 (236坪) | 5.2万/坪 (184坪) | 4.1万/坪 (59.6坪) |
| 静間駅 | - | - | 2.5万/坪 (130坪) |
| 五十猛駅 | 1.7万/坪 (514坪) | - | - |
| 仁万駅 | 1.7万/坪 (60.5坪) | 2.3万/坪 (46.9坪) | 3.5万/坪 (151坪) |
| 馬路駅 | - | - | - |
| 湯里駅 | - | - | - |
| 温泉津駅 | - | 0.9万/坪 (22.7坪) | 4.8万/坪 (45.4坪) |
| 石見福光駅 | - | - | - |
| 黒松駅 | - | - | - |
| 浅利駅 | - | - | - |
| 江津駅 | 7.0万/坪 (75.6坪) | 7.9万/坪 (66.6坪) | 4.3万/坪 (87.0坪) |
| 都野津駅 | 6.9万/坪 (106坪) | - | 5.7万/坪 (115坪) |
| 敬川駅 | 7.9万/坪 (54.5坪) | - | - |
| 波子駅 | - | - | - |
| 久代駅 | - | - | - |
| 下府駅 | - | - | - |
| 浜田駅 | 8.9万/坪 (120坪) | 3.4万/坪 (64.0坪) | - |
| 西浜田駅 | - | 0.12万/坪 (148坪) | - |
| 周布駅 | - | 7.5万/坪 (133坪) | 6.4万/坪 (99.8坪) |
| 折居駅 | - | - | - |
| 三保三隅駅 | - | 5.4万/坪 (49.9坪) | 9.3万/坪 (48.4坪) |
| 岡見駅 | - | - | - |
| 鎌手駅 | 1.7万/坪 (18.2坪) | - | - |
| 石見津田駅 | - | - | 4.6万/坪 (65.0坪) |
| 益田駅 | 6.7万/坪 (128坪) | 6.0万/坪 (203坪) | 7.1万/坪 (67.4坪) |
| 戸田小浜駅 | - | - | - |
| 飯浦駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
浜田駅 8.9 万/坪(昨年同期比 +164.1 ％)
浜田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.9万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +164.1％( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 120.5 坪 (昨年 64.0 坪から +88.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 17.0 分 → 2025年 20.0 分、+17.6 ％と増加)
揖屋駅 11.8 万/坪(昨年同期比 +128.4 ％)
揖屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +128.4％( +6.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 69.6 坪から -8.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 30.0 分 → 2025年 15.3 分、-48.9 ％と大きく減少)
荒島駅 0.8 万/坪(昨年同期比 -78.7 ％)
荒島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.23万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -78.7％( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 393.3 坪から -63.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 90.0 分 → 2025年 60.0 分、-33.3 ％と大きく減少)
直江駅 7.0 万/坪(昨年同期比 -36.9 ％)
直江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -36.9％( -4.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 142.2 坪 (昨年 81.9 坪から +73.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 12.2 分 → 2025年 20.5 分、+67.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示