【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期のJR阪和線 (紀伊駅～和歌山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.8万円/坪(6.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -1.9％( -0.4万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて -45.0％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 131.3 坪 (昨年 95.6 坪から +37.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。六十谷駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは六十谷駅で昨年に比べ +21.8 ％、坪単価は 15.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(六十谷駅)は +21.8 ％(坪単価 +2.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(紀伊駅)は -55.6 ％(坪単価 -6.6 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった和歌山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.3万円/坪(13.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +1.2％( +0.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった紀伊駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -55.6％( -6.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
| JR阪和線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 紀伊駅 | 5.3万/坪 (209坪) | 11.8万/坪 (124坪) | - |
| 六十谷駅 | 15.3万/坪 (242坪) | 12.5万/坪 (113坪) | 9.1万/坪 (95.1坪) |
| 紀伊中ノ島駅 | 19.2万/坪 (69.6坪) | 22.6万/坪 (40.8坪) | 22.0万/坪 (55.0坪) |
| 和歌山駅 | 44.3万/坪 (35.5坪) | 43.8万/坪 (62.6坪) | 38.7万/坪 (68.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
六十谷駅 15.3 万/坪(昨年同期比 +21.8 ％)
六十谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +21.8％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -77.8％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 242.0 坪 (昨年 113.4 坪から +113.3 ％増)。
紀伊駅 5.3 万/坪(昨年同期比 -55.6 ％)
紀伊駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -55.6％( -6.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 208.7 坪 (昨年 124.0 坪から +68.3 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示