【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期の山陽電鉄網干線 (飾磨駅～山陽網干駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.5万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -29.1％( -5.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて -55.0％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 105.4 坪 (昨年 142.0 坪から -25.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。山陽網干駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは山陽網干駅で昨年に比べ +74.1 ％、坪単価は 11.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(山陽網干駅)は +74.1 ％(坪単価 +4.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(飾磨駅)は -53.8 ％(坪単価 -19.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 11.9 分 → 2024年 10.4 分、-12.6 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 10.0 ％ → 2024年 11.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった山陽天満駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.6万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -41.6％( -17.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西飾磨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -16.4％( -1.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 山陽電鉄網干線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 飾磨駅 | 17.0万/坪 (56.0坪) | 36.9万/坪 (49.9坪) | 10.8万/坪 (545坪) |
| 西飾磨駅 | 8.8万/坪 (88.5坪) | 10.5万/坪 (191坪) | 23.7万/坪 (160坪) |
| 夢前川駅 | - | 20.4万/坪 (188坪) | - |
| 広畑駅 | - | 32.6万/坪 (114坪) | 26.9万/坪 (83.2坪) |
| 山陽天満駅 | 24.6万/坪 (52.9坪) | 42.1万/坪 (49.9坪) | 17.6万/坪 (76.6坪) |
| 平松駅 | - | 16.3万/坪 (202坪) | 10.0万/坪 (160坪) |
| 山陽網干駅 | 11.3万/坪 (152坪) | 6.5万/坪 (79.4坪) | 11.0万/坪 (86.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
山陽網干駅 11.3 万/坪(昨年同期比 +74.1 ％)
山陽網干駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +74.1％( +4.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 151.6 坪 (昨年 79.4 坪から +91.0 ％増)。
飾磨駅 17.0 万/坪(昨年同期比 -53.8 ％)
飾磨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -53.8％( -19.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 49.9 坪から +12.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.5 分 → 2024年 8.0 分、-44.8 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示