【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の泉北高速鉄道 (中百舌鳥駅～和泉中央駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.7万円/坪(13.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +8.2％( +3.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 25 件(１年前(2024年)に比べて -7.4％( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 72.2 坪 (昨年 52.7 坪から +37.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。中百舌鳥駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは中百舌鳥駅で昨年に比べ +73.5 ％、坪単価は 103 万円/坪となった。
上位 1 駅(中百舌鳥駅)は +73.5 ％(坪単価 +43.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(泉ケ丘駅)は -32.4 ％(坪単価 -18.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 22.5 分 → 2025年 25.4 分、+12.6 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中百舌鳥駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +73.5％( +43.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった和泉中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.4万円/坪(7.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -19.7％( -5.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -57.1％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 泉北高速鉄道 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 中百舌鳥駅 | 103万/坪 (30.9坪) | 59.3万/坪 (23.1坪) | 102万/坪 (127坪) |
| 深井駅 | 41.4万/坪 (102坪) | 53.6万/坪 (31.3坪) | 38.4万/坪 (59.4坪) |
| 泉ケ丘駅 | 38.7万/坪 (38.6坪) | 57.3万/坪 (64.3坪) | 36.2万/坪 (114坪) |
| 栂・美木多駅 | 34.4万/坪 (123坪) | 46.5万/坪 (40.8坪) | 31.5万/坪 (75.6坪) |
| 光明池駅 | 18.2万/坪 (55.2坪) | - | 33.4万/坪 (43.9坪) |
| 和泉中央駅 | 23.4万/坪 (77.4坪) | 29.1万/坪 (70.9坪) | 20.9万/坪 (138坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
中百舌鳥駅 102.9 万/坪(昨年同期比 +73.5 ％)
中百舌鳥駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +73.5％( +43.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 30.9 坪 (昨年 23.1 坪から +33.8 ％増)。
泉ケ丘駅 38.7 万/坪(昨年同期比 -32.4 ％)
泉ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.7万円/坪(11.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -32.4％( -18.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 38.6 坪 (昨年 64.3 坪から -40.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 23.5 分 → 2025年 26.8 分、+13.8 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示