【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の大阪今里筋線 (井高野駅～今里駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 108万円/坪(32.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +0.7％( +0.7万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -94.5％( -69件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 35.5 坪 (昨年 41.7 坪から -14.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。鴫野駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは新森古市駅で昨年に比べ -26.2 ％、坪単価は 88.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(緑橋駅)は +3.7 ％(坪単価 +4.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新森古市駅)は -26.2 ％(坪単価 -31.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 32.9 ％ → 2025年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 6.6 分 → 2025年 7.8 分、+17.1 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鴫野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -7.9％( -11.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新森古市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.0万円/坪(26.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -26.2％( -31.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 大阪今里筋線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 井高野駅 | - | 62.2万/坪 (31.6坪) | 79.5万/坪 (43.9坪) |
| 瑞光四丁目駅 | - | 77.8万/坪 (25.7坪) | 63.2万/坪 (25.7坪) |
| だいどう豊里駅 | - | 66.0万/坪 (65.6坪) | 107万/坪 (54.5坪) |
| 太子橋今市駅 | - | 114万/坪 (41.1坪) | 95.7万/坪 (61.5坪) |
| 清水駅 | - | 121万/坪 (43.1坪) | 103万/坪 (35.3坪) |
| 新森古市駅 | 88.0万/坪 (29.5坪) | 119万/坪 (42.0坪) | 112万/坪 (70.2坪) |
| 関目成育駅 | - | - | - |
| 蒲生四丁目駅 | - | 122万/坪 (41.9坪) | 99.2万/坪 (36.9坪) |
| 鴫野駅 | 132万/坪 (49.9坪) | 144万/坪 (35.8坪) | 102万/坪 (166坪) |
| 緑橋駅 | 123万/坪 (33.3坪) | 119万/坪 (46.9坪) | 89.9万/坪 (64.1坪) |
| 今里駅 | - | 112万/坪 (37.8坪) | 91.4万/坪 (36.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
緑橋駅 123.2 万/坪(昨年同期比 +3.7 ％)
緑橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 123万円/坪(37.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +3.7％( +4.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -92.3％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 46.9 坪から -29.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 7.3 分 → 2025年 5.0 分、-31.6 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 23.1 ％ → 2025年 100.0 ％)
新森古市駅 88.0 万/坪(昨年同期比 -26.2 ％)
新森古市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.0万円/坪(26.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -26.2％( -31.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 29.5 坪 (昨年 42.0 坪から -29.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 6.1 分 → 2025年 10.5 分、+71.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示