【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の大阪谷町線 (大日駅～八尾南駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 181万円/坪(54.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +66.5％( +72.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2024年)に比べて -72.1％( -44件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 29.2 坪 (昨年 59.8 坪から -51.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。千林大宮駅、谷町六丁目駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは野江内代駅で昨年に比べ +120.0 ％、坪単価は 239 万円/坪となった。
上位 2 駅(野江内代駅、大日駅)は +115.0 ％(坪単価 +82.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(都島駅、四天王寺前夕陽ケ丘駅)は -61.0 ％(坪単価 -147.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 9.6 分 → 2025年 8.6 分、-10.8 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 24.6 ％ → 2025年 29.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった野江内代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 239万円/坪(72.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +120.0％( +130.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった都島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.4万円/坪(15.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -72.0％( -129.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 大阪谷町線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大日駅 | 64.1万/坪 (43.4坪) | 30.5万/坪 (88.3坪) | 58.5万/坪 (33.6坪) |
| 守口駅 | - | 142万/坪 (42.0坪) | 54.9万/坪 (88.3坪) |
| 太子橋今市駅 | - | 92.9万/坪 (26.5坪) | 78.3万/坪 (230坪) |
| 千林大宮駅 | 143万/坪 (18.2坪) | 94.2万/坪 (44.9坪) | 99.6万/坪 (28.7坪) |
| 関目高殿駅 | - | 138万/坪 (16.6坪) | 109万/坪 (23.4坪) |
| 野江内代駅 | 239万/坪 (19.7坪) | 109万/坪 (28.7坪) | 83.9万/坪 (34.8坪) |
| 都島駅 | 50.4万/坪 (15.1坪) | 180万/坪 (27.2坪) | 187万/坪 (69.6坪) |
| 天神橋筋六丁目駅 | - | 158万/坪 (55.0坪) | 202万/坪 (30.3坪) |
| 中崎町駅 | - | - | 236万/坪 (21.2坪) |
| 東梅田駅 | - | - | - |
| 南森町駅 | 342万/坪 (18.2坪) | - | - |
| 天満橋駅 | 549万/坪 (34.8坪) | - | 970万/坪 (13.6坪) |
| 谷町四丁目駅 | - | - | - |
| 谷町六丁目駅 | 191万/坪 (38.6坪) | 110万/坪 (18.2坪) | 320万/坪 (19.7坪) |
| 谷町九丁目駅 | - | 111万/坪 (33.3坪) | - |
| 四天王寺前夕陽ケ丘駅 | 165万/坪 (12.1坪) | 330万/坪 (57.0坪) | 496万/坪 (121坪) |
| 天王寺駅 | - | - | - |
| 阿倍野駅 | - | 77.1万/坪 (27.2坪) | - |
| 文の里駅 | - | 187万/坪 (22.7坪) | 150万/坪 (22.7坪) |
| 田辺駅 | - | 109万/坪 (123坪) | - |
| 駒川中野駅 | - | 139万/坪 (15.1坪) | - |
| 平野駅 | 101万/坪 (30.3坪) | 91.3万/坪 (73.4坪) | 88.4万/坪 (63.1坪) |
| 喜連瓜破駅 | - | 76.9万/坪 (136坪) | 74.9万/坪 (48.4坪) |
| 出戸駅 | - | 48.5万/坪 (22.7坪) | 125万/坪 (130坪) |
| 長原駅 | - | 66.2万/坪 (50.7坪) | - |
| 八尾南駅 | - | 46.0万/坪 (67.7坪) | 29.9万/坪 (89.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
野江内代駅 239.0 万/坪(昨年同期比 +120.0 ％)
野江内代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 239万円/坪(72.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +120.0％( +130.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 28.7 坪から -31.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 8.7 分 → 2025年 7.0 分、-19.2 ％と減少)
大日駅 64.1 万/坪(昨年同期比 +109.9 ％)
大日駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.1万円/坪(19.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +109.9％( +33.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.4 坪 (昨年 88.3 坪から -50.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 21.4 分 → 2025年 15.3 分、-28.3 ％と大きく減少)
都島駅 50.4 万/坪(昨年同期比 -72.0 ％)
都島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.4万円/坪(15.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -72.0％( -129.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 15.1 坪 (昨年 27.2 坪から -44.4 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 6.0 分 → 2025年 9.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
四天王寺前夕陽ケ丘駅 165.3 万/坪(昨年同期比 -49.9 ％)
四天王寺前夕陽ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 165万円/坪(50.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -49.9％( -164.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 12.1 坪 (昨年 57.0 坪から -78.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 5.3 分 → 2025年 6.0 分、+12.5 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示