
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜12月期の京阪京津線 (御陵駅~四宮駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.5万円/坪(16.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +41.7%( +16.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 61.0 坪 (昨年 106.4 坪から -42.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。御陵駅、四宮駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは御陵駅で昨年に比べ +40.8 %、坪単価は 55.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(御陵駅)は +40.8 %(坪単価 +16.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(四宮駅)は +34.8 %(坪単価 +13.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 8.3 % → 2023年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.3 分 → 2023年 16.8 分、+79.5 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御陵駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.0万円/坪(16.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +40.8%( +16.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて +28.6%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.8万円/坪(16.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +34.8%( +13.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
京阪京津線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御陵駅 | 55.0万/坪 (55.0坪) | 39.1万/坪 (37.6坪) | 41.7万/坪 (99.2坪) |
京阪山科駅 | - | - | - |
四宮駅 | 52.8万/坪 (79.2坪) | 39.2万/坪 (125坪) | 47.5万/坪 (62.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御陵駅 55.0 万/坪(昨年同期比 +40.8 %)
御陵駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.0万円/坪(16.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +40.8%( +16.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて +28.6%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 55.0 坪 (昨年 37.6 坪から +46.2 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.9 分 → 2023年 19.8 分、+100.6 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 14.3 % → 2023年 11.1 %)
四宮駅 52.8 万/坪(昨年同期比 +34.8 %)
四宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.8万円/坪(16.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +34.8%( +13.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 79.2 坪 (昨年 124.8 坪から -36.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 9.2 分 → 2023年 7.7 分、-17.1 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示