【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期の名鉄瀬戸線 (東大手駅～尾張瀬戸駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.0万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +27.5％( +10.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(１年前(2023年)に比べて -61.2％( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 91.0 坪 (昨年 103.1 坪から -11.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。瀬戸市役所前駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは清水駅で昨年に比べ +900.0 ％、坪単価は 127 万円/坪となった。
上位 2 駅(清水駅、尾張旭駅)は +628.5 ％(坪単価 +68.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(尾張瀬戸駅、旭前駅)は -54.4 ％(坪単価 -17.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.4 ％ → 2024年 31.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大曽根駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 140万円/坪(42.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -3.0％( -4.3万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった尾張瀬戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -55.6％( -9.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 名鉄瀬戸線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東大手駅 | 85.7万/坪 (40.8坪) | 180万/坪 (49.9坪) | 104万/坪 (80.9坪) |
| 清水駅 | 127万/坪 (59.0坪) | 12.7万/坪 (236坪) | 123万/坪 (54.5坪) |
| 尼ケ坂駅 | 42.9万/坪 (81.7坪) | 60.2万/坪 (165坪) | 62.0万/坪 (21.2坪) |
| 森下駅 | 139万/坪 (57.5坪) | - | 140万/坪 (26.2坪) |
| 大曽根駅 | 140万/坪 (40.8坪) | 144万/坪 (178坪) | 129万/坪 (52.9坪) |
| 矢田駅 | - | - | 68.5万/坪 (124坪) |
| 守山自衛隊前駅 | - | - | 37.6万/坪 (52.2坪) |
| 瓢箪山駅 | - | 50.0万/坪 (103坪) | 51.9万/坪 (40.1坪) |
| 小幡駅 | 37.4万/坪 (115坪) | 53.9万/坪 (83.2坪) | 53.4万/坪 (85.0坪) |
| 喜多山駅 | - | 53.7万/坪 (48.4坪) | 34.4万/坪 (41.6坪) |
| 大森・金城学院前駅 | - | 50.6万/坪 (50.7坪) | 44.6万/坪 (42.4坪) |
| 印場駅 | - | 51.7万/坪 (115坪) | 56.2万/坪 (43.9坪) |
| 旭前駅 | 23.1万/坪 (94.5坪) | 49.5万/坪 (46.1坪) | 39.1万/坪 (70.3坪) |
| 尾張旭駅 | 28.6万/坪 (119坪) | 6.3万/坪 (306坪) | 33.6万/坪 (127坪) |
| 三郷駅 | 41.1万/坪 (168坪) | 20.5万/坪 (101坪) | 28.1万/坪 (41.2坪) |
| 水野駅 | - | 18.2万/坪 (121坪) | 27.8万/坪 (182坪) |
| 新瀬戸駅 | - | 12.3万/坪 (424坪) | 4.7万/坪 (69.6坪) |
| 瀬戸市役所前駅 | 27.6万/坪 (33.3坪) | 20.6万/坪 (51.0坪) | 23.3万/坪 (37.1坪) |
| 尾張瀬戸駅 | 7.5万/坪 (61.0坪) | 16.8万/坪 (62.8坪) | 9.8万/坪 (95.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
清水駅 127.1 万/坪(昨年同期比 +900.0 ％)
清水駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 127万円/坪(38.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +900.0％( +114.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 236.0 坪から -75.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 4.0 分 → 2024年 5.0 分、+25.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
尾張旭駅 28.6 万/坪(昨年同期比 +357.1 ％)
尾張旭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.6万円/坪(8.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +357.1％( +22.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 118.6 坪 (昨年 305.5 坪から -61.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 25.5 分 → 2024年 18.2 分、-28.6 ％と大きく減少)
尾張瀬戸駅 7.5 万/坪(昨年同期比 -55.6 ％)
尾張瀬戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -55.6％( -9.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 61.0 坪 (昨年 62.8 坪から -2.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 13.3 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 14.9 分 → 2024年 17.0 分、+13.8 ％と増加)
旭前駅 23.1 万/坪(昨年同期比 -53.2 ％)
旭前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.1万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -53.2％( -26.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 94.5 坪 (昨年 46.1 坪から +104.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.0 分 → 2024年 15.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示