【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期のJR中央本線 (坂下駅～古虎渓駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -31.5％( -3.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 24 件(１年前(2024年)に比べて -64.7％( -44件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.5 坪 (昨年 106.6 坪から -6.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。恵那駅、釜戸駅、瑞浪駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは釜戸駅で昨年に比べ +85.9 ％、坪単価は 2.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(釜戸駅、恵那駅)は +60.2 ％(坪単価 +1.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(多治見駅、土岐市駅)は -50.9 ％(坪単価 -6.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.9 ％ → 2025年 12.5 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 28.4 分 → 2025年 34.0 分、+19.5 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった瑞浪駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.0万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +26.7％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -84.6％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった釜戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +85.9％( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR中央本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 坂下駅 | - | 1.1万/坪 (90.8坪) | 2.2万/坪 (163坪) |
| 落合川駅 | - | - | - |
| 中津川駅 | 8.2万/坪 (79.3坪) | 8.6万/坪 (85.5坪) | 9.5万/坪 (77.1坪) |
| 美乃坂本駅 | - | 4.9万/坪 (151坪) | 4.4万/坪 (95.3坪) |
| 恵那駅 | 6.7万/坪 (213坪) | 5.0万/坪 (156坪) | 7.3万/坪 (78.7坪) |
| 武並駅 | - | - | 2.3万/坪 (104坪) |
| 釜戸駅 | 2.8万/坪 (49.9坪) | 1.5万/坪 (59.0坪) | - |
| 瑞浪駅 | 13.0万/坪 (89.2坪) | 10.3万/坪 (111坪) | 7.7万/坪 (110坪) |
| 土岐市駅 | 5.3万/坪 (113坪) | 10.0万/坪 (107坪) | 13.6万/坪 (86.9坪) |
| 多治見駅 | 7.5万/坪 (76.6坪) | 16.6万/坪 (64.9坪) | 13.3万/坪 (117坪) |
| 古虎渓駅 | 2.0万/坪 (49.9坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
釜戸駅 2.8 万/坪(昨年同期比 +85.9 ％)
釜戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +85.9％( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 59.0 坪から -15.4 ％減)。
恵那駅 6.7 万/坪(昨年同期比 +34.5 ％)
恵那駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.7万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +34.5％( +1.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -72.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 212.8 坪 (昨年 155.5 坪から +36.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 27.5 分 → 2025年 21.3 分、-22.3 ％と大きく減少)
多治見駅 7.5 万/坪(昨年同期比 -54.8 ％)
多治見駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -54.8％( -9.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -64.7％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 76.6 坪 (昨年 64.9 坪から +18.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 25.1 分 → 2025年 44.2 分、+75.8 ％と大きく増加)
土岐市駅 5.3 万/坪(昨年同期比 -47.0 ％)
土岐市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -47.0％( -4.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -64.3％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 113.1 坪 (昨年 106.6 坪から +6.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.1 ％ → 2025年 20.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 29.9 分 → 2025年 36.6 分、+22.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示