【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜12月期のJR小海線 (小淵沢駅~清里駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +10.4%( +0.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 80 件(1年前(2023年)に比べて +17.6%( +12件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 203.3 坪 (昨年 222.9 坪から -8.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。甲斐小泉駅、甲斐大泉駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは甲斐小泉駅で昨年に比べ +19.4 %、坪単価は 3.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(甲斐小泉駅)は +19.4 %(坪単価 +0.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(清里駅)は -5.5 %(坪単価 -0.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 24.2 分 → 2024年 27.1 分、+11.8 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 2.9 % → 2024年 1.2 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小淵沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +2.4%( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2023年)に比べて +14.3%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった清里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -5.5%( -0.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR小海線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小淵沢駅 | 3.8万/坪 (214坪) | 3.7万/坪 (204坪) | 3.4万/坪 (218坪) |
| 甲斐小泉駅 | 3.3万/坪 (225坪) | 2.7万/坪 (244坪) | 3.1万/坪 (219坪) |
| 甲斐大泉駅 | 3.1万/坪 (180坪) | 2.6万/坪 (221坪) | 2.4万/坪 (191坪) |
| 清里駅 | 2.0万/坪 (173坪) | 2.1万/坪 (189坪) | 1.6万/坪 (140坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
甲斐小泉駅 3.3 万/坪(昨年同期比 +19.4 %)
甲斐小泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +19.4%( +0.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 31 件(1年前(2023年)に比べて +29.2%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 225.4 坪 (昨年 244.0 坪から -7.6 %減)。
清里駅 2.0 万/坪(昨年同期比 -5.5 %)
清里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -5.5%( -0.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 173.4 坪 (昨年 189.1 坪から -8.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 34.3 分 → 2024年 37.8 分、+10.0 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示