この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の相模鉄道・東京急行電鉄 (西谷駅~日吉駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.7万円/坪(25.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -27.3%( -32.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -82.6%( -38件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 73.0 坪 (昨年 56.0 坪から +30.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。西谷駅、日吉駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは羽沢横浜国大駅で昨年に比べ -55.9 %、坪単価は 36.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(新横浜駅)は +4.7 %(坪単価 +4.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(羽沢横浜国大駅)は -55.9 %(坪単価 -46.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 12.5 分 → 2025年 9.6 分、-22.7 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった日吉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 162万円/坪(49.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -16.9%( -33.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -83.3%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった羽沢横浜国大駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.4万円/坪(11.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -55.9%( -46.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
相模鉄道・東京急行電鉄 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
西谷駅 | 42.5万/坪 (42.4坪) | 48.7万/坪 (57.8坪) | 51.5万/坪 (78.4坪) |
羽沢横浜国大駅 | 36.4万/坪 (53.4坪) | 82.5万/坪 (60.2坪) | 92.7万/坪 (33.9坪) |
新横浜駅 | 104万/坪 (93.8坪) | 99.7万/坪 (64.2坪) | 143万/坪 (46.3坪) |
新綱島駅 | - | 221万/坪 (48.1坪) | 202万/坪 (20.2坪) |
日吉駅 | 162万/坪 (96.8坪) | 196万/坪 (50.2坪) | 185万/坪 (48.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新横浜駅 104.4 万/坪(昨年同期比 +4.7 %)
新横浜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +4.7%( +4.7万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 64.2 坪から +46.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.3 分 → 2025年 8.5 分、-24.7 %と大きく減少)
羽沢横浜国大駅 36.4 万/坪(昨年同期比 -55.9 %)
羽沢横浜国大駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.4万円/坪(11.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -55.9%( -46.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 53.4 坪 (昨年 60.2 坪から -11.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 10.2 分 → 2025年 8.3 分、-18.0 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示