【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の西武多摩湖線 (国分寺駅～多摩湖駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.6万円/坪(22.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -24.1％( -23.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -93.1％( -67件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 37.5 坪 (昨年 50.1 坪から -25.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。青梅街道駅、萩山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは萩山駅で昨年に比べ +51.5 ％、坪単価は 91.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(萩山駅)は +51.5 ％(坪単価 +31.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(八坂駅)は -49.2 ％(坪単価 -32.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 12.7 分 → 2025年 9.0 分、-29.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 9.7 ％ → 2025年 20.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった青梅街道駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(33.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +26.9％( +23.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八坂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.1万円/坪(10.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -49.2％( -32.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 西武多摩湖線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 国分寺駅 | 80.5万/坪 (69.6坪) | 141万/坪 (42.2坪) | 146万/坪 (40.0坪) |
| 一橋学園駅 | - | 104万/坪 (40.9坪) | 85.3万/坪 (36.8坪) |
| 青梅街道駅 | 109万/坪 (34.8坪) | 86.1万/坪 (65.4坪) | - |
| 萩山駅 | 91.2万/坪 (43.9坪) | 60.2万/坪 (37.8坪) | - |
| 八坂駅 | 33.1万/坪 (10.6坪) | 65.1万/坪 (45.8坪) | 79.2万/坪 (44.2坪) |
| 武蔵大和駅 | - | 37.8万/坪 (76.8坪) | 51.2万/坪 (48.9坪) |
| 多摩湖駅 | 59.2万/坪 (28.7坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
萩山駅 91.2 万/坪(昨年同期比 +51.5 ％)
萩山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 91.2万円/坪(27.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +51.5％( +31.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 37.8 坪から +16.0 ％増)。
八坂駅 33.1 万/坪(昨年同期比 -49.2 ％)
八坂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.1万円/坪(10.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -49.2％( -32.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 10.6 坪 (昨年 45.8 坪から -76.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.4 分 → 2025年 8.0 分、-30.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示