【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の北総鉄道 (矢切駅～印旛日本医大駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.4万円/坪(12.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +10.4％( +4.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 31 件(１年前(2023年)に比べて +29.2％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 65.1 坪 (昨年 90.2 坪から -27.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。秋山駅、白井駅、印西牧の原駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは白井駅で昨年に比べ +60.7 ％、坪単価は 7.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(白井駅、秋山駅)は +53.6 ％(坪単価 +8.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(小室駅、千葉ニュータウン中央駅)は -66.8 ％(坪単価 -35.4 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北国分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +15.4％( +8.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった白井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +60.7％( +3.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 北総鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 矢切駅 | 59.6万/坪 (57.9坪) | 52.1万/坪 (48.8坪) | 74.0万/坪 (50.4坪) |
| 北国分駅 | 66.1万/坪 (47.4坪) | 57.3万/坪 (137坪) | 77.7万/坪 (43.1坪) |
| 秋山駅 | 42.9万/坪 (87.0坪) | 29.3万/坪 (25.0坪) | 42.0万/坪 (55.7坪) |
| 東松戸駅 | - | 9.2万/坪 (197坪) | 72.4万/坪 (31.8坪) |
| 松飛台駅 | - | - | 16.5万/坪 (90.8坪) |
| 大町駅 | 47.2万/坪 (52.9坪) | - | - |
| 新鎌ケ谷駅 | - | - | - |
| 西白井駅 | - | 41.3万/坪 (62.5坪) | 33.0万/坪 (56.5坪) |
| 白井駅 | 7.9万/坪 (31.8坪) | 4.9万/坪 (81.7坪) | - |
| 小室駅 | 9.4万/坪 (69.1坪) | 63.6万/坪 (39.3坪) | 14.4万/坪 (188坪) |
| 千葉ニュータウン中央駅 | 17.8万/坪 (81.7坪) | 34.5万/坪 (37.8坪) | 26.8万/坪 (56.0坪) |
| 印西牧の原駅 | 38.9万/坪 (59.9坪) | 27.1万/坪 (150坪) | 28.2万/坪 (64.2坪) |
| 印旛日本医大駅 | - | - | 7.6万/坪 (72.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
白井駅 7.9 万/坪(昨年同期比 +60.7 ％)
白井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +60.7％( +3.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 31.8 坪 (昨年 81.7 坪から -61.1 ％減)。
秋山駅 42.9 万/坪(昨年同期比 +46.5 ％)
秋山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.9万円/坪(13.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +46.5％( +13.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて +250.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 87.0 坪 (昨年 25.0 坪から +248.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 12.5 分 → 2024年 10.1 分、-18.9 ％と減少)
小室駅 9.4 万/坪(昨年同期比 -85.1 ％)
小室駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -85.1％( -54.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 69.1 坪 (昨年 39.3 坪から +75.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.0 分 → 2024年 22.7 分、-24.4 ％と大きく減少)
千葉ニュータウン中央駅 17.8 万/坪(昨年同期比 -48.4 ％)
千葉ニュータウン中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.8万円/坪(5.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -48.4％( -16.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 37.8 坪から +116.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 20.0 分 → 2024年 30.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示