この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期のつくばエクスプレス線 (南流山駅~柏たなか駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +43.3%( +36.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2024年)に比べて -69.0%( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 50.6 坪 (昨年 69.9 坪から -27.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。流山おおたかの森駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは流山おおたかの森駅で昨年に比べ +61.6 %、坪単価は 158 万円/坪となった。
上位 1 駅(流山おおたかの森駅)は +61.6 %(坪単価 +60.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(柏の葉キャンパス駅)は -21.3 %(坪単価 -22.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 13.4 分 → 2025年 10.3 分、-23.0 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった流山おおたかの森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 158万円/坪(47.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +61.6%( +60.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった柏の葉キャンパス駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.6万円/坪(25.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -21.3%( -22.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| つくばエクスプレス線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 南流山駅 | 92.9万/坪 (40.8坪) | 93.3万/坪 (69.7坪) | 80.3万/坪 (63.0坪) |
| 流山セントラルパーク駅 | - | 56.9万/坪 (82.2坪) | 28.9万/坪 (189坪) |
| 流山おおたかの森駅 | 158万/坪 (39.7坪) | 97.7万/坪 (55.6坪) | 132万/坪 (37.8坪) |
| 柏の葉キャンパス駅 | 82.6万/坪 (133坪) | 105万/坪 (74.1坪) | 53.2万/坪 (138坪) |
| 柏たなか駅 | - | 59.8万/坪 (70.8坪) | 41.3万/坪 (363坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
流山おおたかの森駅 157.8 万/坪(昨年同期比 +61.6 %)
流山おおたかの森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 158万円/坪(47.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +61.6%( +60.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 39.7 坪 (昨年 55.6 坪から -28.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 15.8 分 → 2025年 9.2 分、-41.3 %と大きく減少)
柏の葉キャンパス駅 82.6 万/坪(昨年同期比 -21.3 %)
柏の葉キャンパス駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.6万円/坪(25.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -21.3%( -22.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 133.1 坪 (昨年 74.1 坪から +79.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.4 分 → 2025年 9.0 分、-21.1 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示