この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の山形鉄道フラワー長井線 (赤湯駅～荒砥駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +62.8％( +3.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -90.4％( -47件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 159.7 坪 (昨年 128.8 坪から +24.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。赤湯駅、長井駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは長井駅で昨年に比べ +87.7 ％、坪単価は 10.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(長井駅)は +87.7 ％(坪単価 +4.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(宮内駅)は -11.9 ％(坪単価 -0.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 13.6 分 → 2025年 10.0 分、-26.6 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.7 ％ → 2025年 20.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった赤湯駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.5万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +47.7％( +4.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -93.8％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった宮内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -11.9％( -0.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 山形鉄道フラワー長井線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 赤湯駅 | 13.5万/坪 (81.7坪) | 9.1万/坪 (108坪) | 7.1万/坪 (110坪) |
| 南陽市役所駅 | 11.2万/坪 (78.7坪) | 11.9万/坪 (69.6坪) | 2.4万/坪 (312坪) |
| 宮内駅 | 2.5万/坪 (123坪) | 2.8万/坪 (83.8坪) | 4.0万/坪 (70.8坪) |
| おりはた駅 | - | 1.2万/坪 (252坪) | 2.7万/坪 (484坪) |
| 梨郷駅 | - | - | 0.3万/坪 (303坪) |
| 西大塚駅 | - | 0.30万/坪 (93.8坪) | 6.8万/坪 (98.8坪) |
| 今泉駅 | - | 0.8万/坪 (21.2坪) | 1.7万/坪 (52.9坪) |
| 時庭駅 | - | 2.0万/坪 (278坪) | 1.1万/坪 (66.6坪) |
| 南長井駅 | - | 3.6万/坪 (112坪) | 3.8万/坪 (247坪) |
| 長井駅 | 10.2万/坪 (393坪) | 5.4万/坪 (257坪) | 6.4万/坪 (99.3坪) |
| あやめ公園駅 | - | 6.4万/坪 (98.3坪) | 3.4万/坪 (140坪) |
| 羽前成田駅 | - | 0.3万/坪 (333坪) | 2.6万/坪 (109坪) |
| 白兎駅 | - | - | - |
| 蚕桑駅 | - | - | - |
| 鮎貝駅 | - | 0.8万/坪 (303坪) | - |
| 四季の郷駅 | - | 2.3万/坪 (145坪) | - |
| 荒砥駅 | - | 0.7万/坪 (46.1坪) | 3.2万/坪 (96.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長井駅 10.2 万/坪(昨年同期比 +87.7 ％)
長井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +87.7％( +4.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 393.3 坪 (昨年 257.1 坪から +52.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 19.2 分 → 2025年 7.0 分、-63.6 ％と大きく減少)
宮内駅 2.5 万/坪(昨年同期比 -11.9 ％)
宮内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -11.9％( -0.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 122.5 坪 (昨年 83.8 坪から +46.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.8 分 → 2025年 6.0 分、-49.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 10.0 ％ → 2025年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示