【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期のJR奥羽本線 (院内駅～陣場駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.9万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +29.6％( +2.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 137 件(１年前(2023年)に比べて -13.3％( -21件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 108.4 坪 (昨年 125.9 坪から -13.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 12 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。十文字駅、横手駅、四ツ小屋駅、追分駅、鷹ノ巣駅、大館駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは刈和野駅で昨年に比べ +3236.5 ％、坪単価は 2.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(刈和野駅、八郎潟駅)は +1916.0 ％(坪単価 +2.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(二ツ井駅、大久保駅)は -89.2 ％(坪単価 -2.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 0.6 ％ → 2024年 2.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった上飯島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.1万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +204.5％( +10.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった二ツ井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.04万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -96.8％( -1.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR奥羽本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 院内駅 | - | - | - |
| 横堀駅 | - | 4.1万/坪 (43.9坪) | 0.13万/坪 (188坪) |
| 三関駅 | - | - | - |
| 上湯沢駅 | - | 0.5万/坪 (221坪) | 3.0万/坪 (69.6坪) |
| 湯沢駅 | 1.2万/坪 (209坪) | 4.9万/坪 (153坪) | 2.7万/坪 (80.9坪) |
| 下湯沢駅 | - | - | 0.4万/坪 (303坪) |
| 十文字駅 | 4.0万/坪 (228坪) | 3.3万/坪 (102坪) | 3.7万/坪 (149坪) |
| 醍醐駅 | 3.0万/坪 (303坪) | - | 3.4万/坪 (43.9坪) |
| 柳田駅 | - | 1.8万/坪 (213坪) | - |
| 横手駅 | 5.5万/坪 (152坪) | 4.3万/坪 (86.1坪) | 3.9万/坪 (154坪) |
| 後三年駅 | - | - | 1.0万/坪 (285坪) |
| 飯詰駅 | - | 2.6万/坪 (150坪) | 3.3万/坪 (90.8坪) |
| 大曲駅 | 7.2万/坪 (84.4坪) | 2.7万/坪 (250坪) | 6.1万/坪 (151坪) |
| 神宮寺駅 | 1.8万/坪 (333坪) | 0.6万/坪 (333坪) | 2.8万/坪 (150坪) |
| 刈和野駅 | 2.7万/坪 (19.7坪) | 0.08万/坪 (112坪) | - |
| 峰吉川駅 | - | 1.7万/坪 (194坪) | - |
| 羽後境駅 | - | 0.19万/坪 (106坪) | - |
| 大張野駅 | - | - | - |
| 和田駅 | - | 4.7万/坪 (210坪) | 7.5万/坪 (78.7坪) |
| 四ツ小屋駅 | 11.0万/坪 (116坪) | 6.5万/坪 (65.0坪) | 0.9万/坪 (82.4坪) |
| 秋田駅 | 14.4万/坪 (87.5坪) | 14.7万/坪 (83.7坪) | 18.6万/坪 (99.5坪) |
| 泉外旭川駅 | 12.4万/坪 (75.6坪) | 22.4万/坪 (84.7坪) | 19.1万/坪 (67.6坪) |
| 土崎駅 | 10.3万/坪 (74.1坪) | 10.1万/坪 (128坪) | 8.8万/坪 (135坪) |
| 上飯島駅 | 16.1万/坪 (10.6坪) | 5.3万/坪 (65.0坪) | 10.1万/坪 (82.9坪) |
| 追分駅 | 8.3万/坪 (78.7坪) | 4.3万/坪 (185坪) | 3.0万/坪 (116坪) |
| 大久保駅 | 1.0万/坪 (160坪) | 5.4万/坪 (99.8坪) | 8.0万/坪 (69.6坪) |
| 羽後飯塚駅 | - | 2.4万/坪 (333坪) | - |
| 井川さくら駅 | 2.8万/坪 (78.7坪) | - | - |
| 八郎潟駅 | 1.7万/坪 (94.4坪) | 0.24万/坪 (124坪) | 3.0万/坪 (74.6坪) |
| 鯉川駅 | 0.4万/坪 (93.8坪) | - | - |
| 鹿渡駅 | 0.9万/坪 (172坪) | - | 0.9万/坪 (575坪) |
| 森岳駅 | - | 1.6万/坪 (77.1坪) | - |
| 北金岡駅 | - | - | - |
| 東能代駅 | 0.6万/坪 (141坪) | - | 5.2万/坪 (163坪) |
| 鶴形駅 | - | - | 1.0万/坪 (99.8坪) |
| 富根駅 | 0.01万/坪 (393坪) | - | - |
| 二ツ井駅 | 0.04万/坪 (25.7坪) | 1.2万/坪 (64.0坪) | 3.3万/坪 (61.3坪) |
| 前山駅 | - | - | - |
| 鷹ノ巣駅 | 4.3万/坪 (70.8坪) | 2.3万/坪 (191坪) | 2.6万/坪 (164坪) |
| 糠沢駅 | 0.7万/坪 (215坪) | - | - |
| 早口駅 | - | 1.8万/坪 (139坪) | 0.6万/坪 (194坪) |
| 下川沿駅 | - | 2.6万/坪 (99.8坪) | 0.6万/坪 (112坪) |
| 大館駅 | 5.0万/坪 (108坪) | 4.0万/坪 (103坪) | 4.3万/坪 (173坪) |
| 白沢駅 | - | - | - |
| 陣場駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
刈和野駅 2.7 万/坪(昨年同期比 +3236.5 ％)
刈和野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +3236.5％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 111.9 坪から -82.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 47.5 分 → 2024年 2.0 分、-95.8 ％と大きく減少)
八郎潟駅 1.7 万/坪(昨年同期比 +595.4 ％)
八郎潟駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +595.4％( +1.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +400.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 94.4 坪 (昨年 124.0 坪から -23.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 15.0 分 → 2024年 44.8 分、+198.7 ％と大きく増加)
二ツ井駅 0.0 万/坪(昨年同期比 -96.8 ％)
二ツ井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.04万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -96.8％( -1.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 64.0 坪から -59.8 ％減)。
大久保駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -81.6 ％)
大久保駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -81.6％( -4.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 160.3 坪 (昨年 99.8 坪から +60.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 6.0 分 → 2024年 28.0 分、+366.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示