【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期の仙台市南北線 (泉中央駅～富沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.1万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -55.2％( -28.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 25 件(１年前(2024年)に比べて -77.7％( -87件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 102.6 坪 (昨年 99.0 坪から +3.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。旭ケ丘駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは旭ケ丘駅で昨年に比べ +13.4 ％、坪単価は 43.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(旭ケ丘駅、台原駅)は +8.6 ％(坪単価 +3.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(仙台駅、泉中央駅)は -73.4 ％(坪単価 -153.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 37.6 分 → 2025年 48.9 分、+30.2 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 5.4 ％ → 2025年 4.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった旭ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +13.4％( +5.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -98.6％( -292.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 仙台市南北線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 泉中央駅 | 14.7万/坪 (126坪) | 28.3万/坪 (109坪) | 22.5万/坪 (98.1坪) |
| 八乙女駅 | - | 25.3万/坪 (72.6坪) | 41.8万/坪 (109坪) |
| 黒松駅 | 11.6万/坪 (121坪) | 14.5万/坪 (86.2坪) | 44.6万/坪 (65.0坪) |
| 旭ケ丘駅 | 43.9万/坪 (101坪) | 38.7万/坪 (69.3坪) | 36.9万/坪 (168坪) |
| 台原駅 | 36.1万/坪 (99.8坪) | 34.7万/坪 (69.4坪) | 33.8万/坪 (88.9坪) |
| 北仙台駅 | 25.1万/坪 (78.3坪) | 43.7万/坪 (101坪) | 34.6万/坪 (65.0坪) |
| 北四番丁駅 | - | 119万/坪 (76.9坪) | 111万/坪 (129坪) |
| 勾当台公園駅 | - | - | 189万/坪 (84.7坪) |
| 広瀬通駅 | - | - | - |
| 仙台駅 | 4.3万/坪 (106坪) | 297万/坪 (121坪) | 56.5万/坪 (186坪) |
| 五橋駅 | - | 134万/坪 (224坪) | - |
| 愛宕橋駅 | - | 31.3万/坪 (135坪) | 94.5万/坪 (106坪) |
| 河原町駅 | 32.9万/坪 (94.8坪) | 39.8万/坪 (215坪) | 32.4万/坪 (57.3坪) |
| 長町一丁目駅 | - | 62.3万/坪 (39.8坪) | 81.5万/坪 (65.0坪) |
| 長町駅 | - | - | 41.4万/坪 (110坪) |
| 長町南駅 | 21.5万/坪 (97.2坪) | 36.1万/坪 (91.1坪) | 33.0万/坪 (93.3坪) |
| 富沢駅 | - | 60.1万/坪 (48.4坪) | 55.0万/坪 (70.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
旭ケ丘駅 43.9 万/坪(昨年同期比 +13.4 ％)
旭ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +13.4％( +5.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 101.3 坪 (昨年 69.3 坪から +46.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 16.8 分 → 2025年 8.5 分、-49.5 ％と大きく減少)
台原駅 36.1 万/坪(昨年同期比 +3.8 ％)
台原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.1万円/坪(10.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +3.8％( +1.3万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -88.9％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 69.4 坪から +43.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 10.1 分 → 2025年 29.0 分、+186.8 ％と大きく増加)
仙台駅 4.3 万/坪(昨年同期比 -98.6 ％)
仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -98.6％( -292.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 121.0 坪から -12.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 31.4 分 → 2025年 120.0 分、+282.2 ％と大きく増加)
泉中央駅 14.7 万/坪(昨年同期比 -48.1 ％)
泉中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -48.1％( -13.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -87.8％( -43件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 126.3 坪 (昨年 108.8 坪から +16.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 59.5 分 → 2025年 90.0 分、+51.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示