
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の東北新幹線 (白石蔵王駅~くりこま高原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.0万円/坪(20.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +298.2%( +50.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(1年前(2023年)に比べて +3.6%( +1件/坪)と小幅に増加しています。)。
平均土地面積は 118.1 坪 (昨年 198.0 坪から -40.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。くりこま高原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは仙台駅で昨年に比べ +425.9 %、坪単価は 297 万円/坪となった。
上位 1 駅(仙台駅)は +425.9 %(坪単価 +240.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(古川駅)は -5.5 %(坪単価 -0.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 53.2 分 → 2024年 46.8 分、-11.9 %と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 297万円/坪(89.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +425.9%( +240.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となったくりこま高原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +84.1%( +1.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて +66.7%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
東北新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
白石蔵王駅 | - | - | - |
仙台駅 | 297万/坪 (121坪) | 56.5万/坪 (186坪) | 109万/坪 (121坪) |
古川駅 | 8.2万/坪 (103坪) | 8.7万/坪 (197坪) | 7.9万/坪 (99.8坪) |
くりこま高原駅 | 3.4万/坪 (143坪) | 1.9万/坪 (216坪) | 3.7万/坪 (241坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
仙台駅 297.2 万/坪(昨年同期比 +425.9 %)
仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 297万円/坪(89.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +425.9%( +240.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 121.0 坪 (昨年 185.7 坪から -34.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 98.2 分 → 2024年 31.4 分、-68.0 %と大きく減少)
古川駅 8.2 万/坪(昨年同期比 -5.5 %)
古川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -5.5%( -0.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 14 件(1年前(2023年)に比べて -17.6%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 102.6 坪 (昨年 197.4 坪から -48.0 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示